01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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韓国・平昌冬季オリンピックで、2月17日(土)には白熱の男子ラージヒル戦が行なわれカミル・シュトッホ(ポーランド)が3個目の金メダルを獲得した。その翌日の18日(日)、ラージヒル団体戦を前に最後の公式練習が行なわれた。
多くの選手が今日のトレーニングを飛ばなかった中、何人かの選手にとっては19日(月)の団体戦への出場を確実なものにする3ラウンドの練習となった。
ドイツのシュテファン・ライエは日曜の晩に行なわれた公式トレーニングで、1本目に138m、2本目に131mでトップだった。3本目では16日にヒルレコードの更新を果たした小林陵侑が134.5mで1位、オーストリアのマヌエル・フェットナー(131m)が2位、そしてライエが131mで3位についた。
この好成績でシュテファン・ライエはドイツチームへの選抜を決めた。これでライエは今度のオリンピックで初めての試合出場を果たすことになった。
ドイツのヘッドコーチ、ヴェルナー・シュスターは、「シュテファン・ライエはこのラージヒルでとても安定して飛んでいるし、とても良いジャンプを見せている。そのため私達は、マルクス・アイゼンビッヒラーではなくライエに決めた。マルクスもとても良い飛翔を収めているけれど、団体戦では15位だった。かなり厳しい決断だった。マルクスの方が少し安定さに欠けているし、ラージヒルで何本ものジャンプをした後でもレベルを決定的には上げることができなかった」と、この決断への経緯を解説した。
これでドイツチームは、月曜の団体戦にカール・ガイガー、シュテファン・ライエ、リヒャルト・フライターク、そしてアンドレアス・ヴェリンガーの4人で臨むことになる。
ハインツ・クッティンがヘッドコーチとして率いるオーストリアチームは、土曜のラージヒル個人戦で31位になったクレメンス・アイグナーが外れることになった。アイグナーの代わりにグレゴア・シュリレンツァウアーが、シュテファン・クラフト、マヌエル・フェットナー、ミヒャエル・ハイボックと共に参戦することになった。
シュリレンツァウアーは今日の練習で好ジャンプを見せ、最初の2本で4位と2位となり、フェットナーとアイグナーよりも良かった。
日本のベテラン葛西紀明は、今回の平昌で8回目のオリンピック出場を果たし新記録を立てたが、33位で2本目に進めなかった前日の個人戦と比べて今日は明らかな復調を見せた。
45歳の葛西は、今日の1本目で129.5m(3位)、2本目で129m(4位)、3本目で127.5m(7位)と安定した飛翔を収めて、伊東大貴、竹内択、小林陵侑と共に日本チームの代表として選ばれた。
ノルウェーチームは、個人戦で全員がトップ8入りを果たし素晴らしいパフォーマンス見せたメンバーに変更は無さそうだ。ロバート・ヨハンソン、ダニエル=アンドレ・タンデ、ヨハン=アンドレ・フォアファング、アンドレアス・スティエルネンの4人は、平昌でスキージャンプ最後のメダルをかけた試合に金メダルの最有力候補として参戦することになる。
ドイツと並んで、ノルウェーに肉迫できるのはポーランドだろう。ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーが率いるポーランドチームは、マチェイ・コット、シュテファン・フーラ、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホの4人で試合に臨むことになる。
※注)基本的な表記時間は韓国の現地時間(日本も同じ)です。