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平昌五輪女子 最後の公式練習でメダル候補の選手が好調

作成: 11.02.2018 15:40 / sk

ノルウェーのマーレン・ルンビュ、高梨沙羅、伊藤有希、ドイツのカリーナ・フォクトとカタリーナ・アルトハウス、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ、スロベニアのニカ・クリツナー。天候条件がまずまずフェアであれば、このうちの誰かが、明日2月12日(日)に開催される韓国・平昌冬季オリンピック女子ノーマルヒル戦で表彰台の一番上に立つことになるだろう。2月11日(日)に行なわれた女子ジャンプ3度目の公式トレーニングで、これまで2回行なわれた公式トレーニング同様、上に挙げた選手たちが好調だった。

2月11日(日)夜、体感温度マイナス25度の上、難しい風の条件の中、女子ジャンプ3度目の公式練習が3ラウンド開催された。天候条件は月曜夜に予定されている本戦への良い予行練習となった。12日(月)21:50(中央欧州時間13:50)から始まる女子ノーマルヒル本戦も同じような条件が予想されている。それもあって、全ての女子ジャンパーが今日のトレーニングに参加した。


これまでのトレーニングに比べて目覚ましい伸びを見せたのは、ソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクト(独)と、新しくジュニア世界選手権で王者となったスロベニアのニカ・クリツナーだった。今日の結果を見ると、この2人もメダル候補に加えても良いだろう。

ルンビュ、2本目で転倒
メダルを最有力視されているマーレン・ルンビュ(ノルウェー)が2本目の着地後に転倒し、緊張が走った。着地後、少し安定さを欠いたために転倒となった。しかしルンビュ(23歳)はその後すぐに立ち上がることができ、怪我も負わなかったようだった。その後の3本目はルンビュも、フォクト、高梨、クリツナー同様に飛ばなかった。

2014年ソチ冬季五輪の金メダルを防衛したいカリーナ・フォクトは、「自分に合ったマテリアルを見つけることができて、このジャンプ台にも調子を合わせることができて、今はとても満足している。明日の競技にも自信を持って臨めるから、楽しみにしている」と話した。

カタリーナ・アルトハウス(独)にも、メダル獲得の大きな期待がかかっているが、今日のトレーニングの後のインタビューで、「今日の最初の2本は理想的とは言い難かったけど、3本目でやっと自分の実力をまた見せることができた。これで明日の試合にも良い気分で臨める」と答えた。


平昌・女子公式練習3:リザルト

 

※注)基本的な表記時間は韓国(日本も同じ)の現地時間です。

 

統計

最長不倒
110.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
56.0m
Park, Guy-Lim (KOR)
平均飛距離
88.7m
K点越えジャンプ
24.6%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
4
Deutschland
Slowenien
Japan
Russland
Lundby, Maren
27.01.18
Ljubno
Norwegen
04.02.18
Forfang, Johann Andre (NOR) Willingen