01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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平昌冬季オリンピック(韓国)で、2月8日(木)夜にジャンプ男子ノーマルヒル戦の予選が開催され、アンドレアス・ヴェリンガー(独)が1位になった。平昌のヒルサイズ109mのジャンプ台で、ヴェリンガーは103mのジャンプを決めて133.5ポイントを獲得した。これでヴェリンガーは、2018年平昌冬季五輪の枠内でスキージャンプの最初の金メダルをかけた試合に優勝候補として参戦することになる。今日2位と3位に入ったポーランドの2選手、カミル・シュトッホとダヴィド・クバツキーも同じく優勝候補に数えられる。
ドイツチームは、スキージャンプで最初の見せ場となった今日から早速ダントツの団体成績を収めた。1位のヴェリンガーの他にも、リヒャルト・フライタークが4位、マルクス・アイゼンビッヒラーが6位、カール・ガイガーも7位に続いた。これより強いチーム成績は望めないぐらいだった。
アンドレアス・ヴェリンガーは、「良い天候条件にも恵まれて、ジャンプも高レベルだったし、素晴らしい予選だった。公式練習でうまく調整することができた。僕のジャンプは更に安定したものになった。まだ細かい点は正しい方向に向けて調整できそうだし、今は本戦を楽しみにしている」と、予選の後のインタビューに答えた。
マルクス・アイゼンビッヒラーは、「ジャンプは完璧ではなかったけど、とても満足している。このジャンプ台が気に入っている。僕らのチームは、全員がこの数日で調子を上げることができた」と説明した。
復調のクラフト
オーストリアのシュテファン・クラフトは、好ジャンプを見せて5位に入り、トップの成績を収めた。これでクラフトは長いスランプを越えて、土曜のオリンピック本戦では上位も狙ってこられるだろう。
ノルウェー勢のトップは8位のダニエル=アンドレ・タンデだった。
ポーランドチームも、2・3位の2人の他にシュテファン・フーラが9位、マチェイ・コットも11位に入り、団体としてかなりの好成績を見せた。
ロシアのイエフゲニー・クリモフ(24歳)は驚きの強さを見せて12位に入り、他の全てのロシア人選手と共に本戦進出を決めた。
ブルガリアのヴラディミール・ゾグラフスキーも予想外の健闘を見せて17位に入り、彼としてはかなり優秀な成績を収めた。
日本チームからは、小林潤志郎が18位、葛西紀明が20位、小林陵侑が21位、伊東大貴が31位で本戦進出を果たした。
予選に参加した57人のうち、7人がオリンピックのノーマルヒル戦への出場権をつかめなかった。そのうちの2人はエストニア、もう2人はチェコ、そしてトルコから出場したファティ=アルダ・イプシオグルも予選敗退となった。
平昌オリンピック、ジャンプ男子のノーマルヒル戦は、2月10日(土)21:35(中央ヨーロッパ時間13:35)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は韓国(日本も同じ)の現地時間です。