01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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韓国・平昌冬季オリンピックは、公式開幕式が2月9日(金)に開催されるが、スキージャンプはそれに先立ち7日(水)には2回の公式トレーニングが行なわれスタートした。
午前中に行なわれた最初のトレーニングでは、特にポーランドのジャンパーが好調子を見せて、ソチ五輪金メダリストのカミル・ショトッホが、今年も金メダル候補であることを示した。
ジャンプ週間総合覇者ともなったシュトッホ(30歳)は、3ラウンド行なわれた公式練習でそれぞれ2位、1位、3位と上位に入った。シュトッホの今日の最長は2ラウンド目の108.5mだった。
チームメイトのダヴィド・クバツキーは各回で、1位、3位、9位となり、最近の好調さを裏付けた。ポーランドチームは他にもシュテファン・フーラとマチェイ・コットも、ヒルサイズ109mの平昌のジャンプ台で最初からかなりうまく行っている様子だった。
この最初の公式トレーニングで、ドイツのシュテファン・ライエも安定した良いジャンプを収め、4位、4位、7位だった。ライエの最長ジャンプは106mでオリンピックで良いスタートを切った。
他にもドイツチームからは、マルクス・アイゼンビッヒラーが1本目で3位(104.5m)、カール・ガイガーが3本目で5位(106m)、アンドレアス・ヴェリンガーは3本目で初回トレーニング中最長の110.5mを収め好調だった。
オーストリア勢のトップだったのは、マヌエル・フェットナーで6位、2位、8位だった。
日本の小林潤志郎は特に1本目(5位)と3本目(4位)で良いパフォーマンスを見せた。
ブルガリアのヴラディミール・ゾグラフスキーは2本目で予想以上の好調さをみせて4位に入った。
初回トレーニングから数時間後、夜にはまた3ラウンドのトレーニングがアルペンシア・スキージャンプセンターで開催された。
ここでは特に、午前中のトレーニングに参加していなかったノルウェーと、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が目覚ましいジャンプを見せた。
ミヒャエル・ハイボック(26歳)は、初回トレーニングではそれ程強いジャンプを見せていなかったが、夜のトレーニングの1本目で106.5mを出して1位、2本目では2位だった。その後、ハイボックは3本目は飛ばなかった。
普段は大きい台を得意とするノルウェー勢だが、今回のノーマルヒルでもかなり強いジャンプを見せた。ロバート・ヨハンソンが第2ラウンド最長の106.5mを飛び、他の2本でも3位だった。ヨハン=アンドレ・フォアファングは1本目と3本目で2位に入り、105mがベストジャンプだった。
アンドレアス・ヴェリンガー(独)は、今日最終の第3ラウンドで1位となり、午前中の好調さを裏付けた。他のドイツ人選手、マルクス・アイゼンビッヒラー、カール・ガイガー、シュテファン・ライエもまた上位に入った。リヒャルト・フライタークは最初のトレーニングではまだ少し問題を抱えていたようだったが、午後の2本目では6位に入り、このジャンプ台でも上を狙えることを示した。
アメリカのケヴィン・ビックナー(8位と7位)と、カナダのマッケンジー・ボイド=クローズ(2本目で9位、3本目で5位)も、納得の出来を見せた。
午前中の初回トレーニングで好調だったポーランド勢は、夜に行なわれた2回目の公式トレーニングには参加しなかった。