01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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国際スキー連盟(FIS)ノルディックスキー世界選手権ラハティ大会(フィンランド)で、2月24日(金)にノーマルヒル戦の予選が行なわれ、ポーランドチームが絶好調だった。
ダヴィド・クバツキー(ポーランド)が99mのジャンプで129.2ポイントを獲得し1位だった。そのすぐ後に同じくポーランドのピオトル・ジーラが96mまで伸ばし126.5ポイントで2位に入った。
二人のポーランド人の後に、地元フィンランドのヤンネ・アホネンが見せ場を作った。39歳になるスキージャンプの重鎮、アホネンがホームグラウンドのジャンプ台で97m、126.2ポイントの好ジャンプを決め予選3位となり、25日(土)の本戦進出を確実なものとした。
その後は、ロシアのイエフゲニー・クリモフ(97.5m)とドイツのシュテファン・ライエ(96m)が125.3ポイントの同点で4位についた。
6位は日本の竹内択、ロシアのアレクセイ・ロマショフが期待以上の健闘で7位に入ってきた。
フィンランド勢、全員予選通過
金曜午後に行なわれた予選でノルウェー勢のトップだったのは、8位のヨハン=アンドレ・フォアファングだった。9位にもノルウェーのロバート・ヨハンソンが続いた。
フィンランドチームからは、ヴィレ・ラリントも10位に入り、ヤンネ・アホネンに続き二人目のトップ10入りを果たした。ヤルコ・メエッテー(29位)とアンティ・アールト(34位)も予選を通過したため、全4人のフィンランド人選手が、地元の観客を前にした本戦への出場を決めた。
団結したチーム成績を見せたのはチェコチームで、ヤクブ・ヤンダとヴィクトア・ポラセク、ロマン・コウデルカが11位、12位、14位に並んだ。スロベニアのツェネ・プレウツが15位、オーバーストドルフ戦で転倒したオーストリアのグレゴア・シュリレンツァウアーが16位でカムバックを果たした。その後には偉大なるベテランの二人、葛西紀明とシモン・アマン(スイス)が同点で17位に入った。
名高い選手のうち、数人にとっては今回の予選は思うようにいかなかった。リヒャルト・フライターク(独、19位)、アンダース・スティエルネン(ノルウェー、24位)、そしてヴァンサン・デスコンブ=セボア(仏、33位)は、世界選手権本戦進出を問題なく決めたものの、期待に沿うような結果を出すためには、かなりの頑張りを見せなくてはならない。
シュトッホ、新記録樹立
既に本戦出場が決まっていた選手の中では、ワールドカップ総合首位についているカミル・シュトッホ(ポーランド)が、103.5mのジャンプで圧倒的な強さを見せた。これでシュトッホは、ユーリ・テペシュ(スロベニア)が樹立したヒルレコードを2.5m更新したが、着地の直後に右膝を掴みよろけながらブレーキングトラックを後にした。
シュトッホの後には、シュテファン・クラフト(オーストリア、99.5m)、アンドレアス・ヴェリンガー(独、98.5m)、ペーター・プレウツ(スロベニア、98.5m)が続いた。
土曜の本戦で優勝候補の一人に数えられているマチェイ・コット(ポーランド)は、97mまで伸ばした。
ラハティでの世界選手権ノーマルヒル戦(HS100)は、25日(土)16:30(日本時間 翌0:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。