01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
国際スキー連盟(FIS)ノルディックスキー世界選手権ラハティ大会(フィンランド)で、2月22日(水)に予定されていた1回目の男子公式練習は強風のため中止となったが、23日(木)はトレーニング全3ラウンドを行うことができた。
公式練習1本目は、ダヴィド・クバツキー(ポーランド)が92.5mで最高のジャンプを収めた。26歳のクバツキーより、飛距離を伸ばすことができたのは同じくポーランドのマチェイ・コット(93.5m)とノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング(93m)だけだった。しかし二人はクバツキーより少し好条件に恵まれたため、ポイントが少なかった。
オーストリアのマヌエル・フェットナーは、1本目では4位だったが、第2ラウンドではその回最高の97mのジャンプを決めた。その半メートル違いで、現在ワールドカップ総合首位についているカミル・シュトッホ(ポーランド)が続いた。シュトッホは最も有力な優勝候補の一人と見られている。マチェイ・コット(ポーランド)も95mのジャンプで、今回も納得の出来を見せた。ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーと日本の竹内択も、同じく95mを出した。
トレーニング第3ラウンドでは、マルクス・アイゼンビッヒラーが、今日の最長である98.5mまで伸ばした。シュテファン・ライエ(独、98mで2位)と、アンドレアス・ヴェリンガーも93mで4位に入り、ドイツチームにとってかなり良い公式練習の締めくくりとなった。3位はオーストリアのミヒャエル・ハイボック(95.5 m)だった。
23日(木)夕方の公式トレーニングで同じく納得のジャンプを見せたのは、ペーター・プレウツ(スロベニア)で、94.5mと97.5mで、2回目と3回目で共に5位につけた。
前回の世界選手権、2015年のファールン(スウェーデン)ノーマルヒル戦で、ルネ・ヴェルタ(ノルウェー)とセヴェリン・フロインド(独)に続いて銅メダルに輝いたシュテファン・クラフト(オーストリア)は、18位、13位、7位でまだ本調子が出ないようだ。ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデも14位、19位、12位で、同じくまだ調子がつかめていないようだ。
フォアファングとシュリレンツァウアーも選抜
ドーメン・プレウツ(スロベニア)は、今日の公式練習で良いジャンプが見せられず、56位、64位、57位と伸び悩んでいた。しかしヘッドコーチのゴラン・ヤヌスは、現在ワールドカップ個人総合4位のドーメン(17歳)を25日(土)の本戦に出場する4人(ツェネ・プレウツ、イェルネイ・ダムヤン、ペーター・プレウツ、ドーメン・プレウツ)のうちの一人に選抜した。
オーストリアチームのグレゴア・シュリレンツァウアーも、マヌエル・フェットナー、シュテファン・クラフト、ミヒャエル・ハイボックと共に24日(金)の予選に参加することになった。マルクス・シフナーとアンドレアス・コフラーは、ラージヒル戦へ参戦できるかどうかに望みをかけなくてはならなくなった。
ここ数週間、試合に参加していなかったヨハン=アンドレ・フォアファングだが、今日の公式練習の成績をもって、ダニエル=アンドレ・タンデ、アンダース・スティエルネン、ロバート・ヨハンソンと共に、世界選手権で初めてノルウェーチーム代表として選抜された。
ドイツチームは、カール・ガイガーがシュテファン・ライエに道を譲らざるを得なかった。マルクス・アイゼンビッヒラー、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ヴェリンガーの3人は、今日のトレーニングの前から選抜が決定していた。
男子ノーマルヒル個人戦の予選は、2月24日(金)13:30(日本時間21:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。