作成: 15.03.2025 21:12 / hn

1

Prevc, Nika

201.1

2

Klinec, Ema

169.8

3

Freitag, Selina

157.0

全リザルト

ヴィケルスンの巨大フライングヒルで開催された女子のスキーフライング戦は、悪天候のため2部構成を余儀なくされ、スリリングな展開となった。
午前中に開始した試合だったが、強風のため度々中断され長い待ち時間が挟まれた後に、結局1ラウンドの終盤で中断された。1本目を飛んでいなかったのは、最後に飛ぶ予定のニカ・プレウツただ一人だったが、風が強すぎてスタート許可が出せない状況だった。

審判団は「安全第一」がモットーであるため、中断を余儀なくされた。

そのため午後15:45より、また最初から1ラウンドのみの試合をやり直すことに決まった。
そしてその1本のジャンプだけでニカ・プレウツのダントツの強さがはっきりした。ちょうど今日20歳の誕生日を迎えたプレウツにとっては、最高のプレゼントになった。

プレウツは、「本当に素晴らしい誕生日プレゼントになった。でも最高に嬉しかったのは、昨日ここで新ヒルレコードを樹立できたこと」と喜びを伝えた。
14日（金）に行われた公式トレーニングでプレウツは、女子の世界新記録となった236mの飛翔を2回も見せた。

「ヴィケルスンのフライングヒルが一番好きなジャンプ台になった」とプレウツは満面の笑みで語った。

2位は同じくスロベニアのエマ・クリネッチ、3位はドイツのセリーナ・フライタークだった。フライタークは午前中に試合が中断された時点では首位につけていた。
フライタークは、「安全が最優先だということは疑問の余地がないし、3位入賞できてすごく嬉しい。それでも、午前中に開催されたファーストラウンドがあそこで打ち切りになってしまって、やはりほんのちょっと悔しい」と話した。

あと1試合、16日（日）のヴィケルスン・スキーフライング第2戦を残すばかりとなった「女子RAW AIR ノルウェーツアー」だが、総合成績でもニカ・プレウツが83.9点差をつけて堂々の首位となっている。

 

スキーフライングW杯女子ヴィケルスン第1戦 リザルト（2025年3月15日）

順位	ビブ	名前	国	飛距離１	飛距離２	合計
1.	22	Prevc, Nika		213.5		201.1
2.	19	Klinec, Ema		204.5		169.8
3.	20	Freitag, Selina		200.0		157.0
4.	21	Kvandal, Eirin Maria		191.0		154.4
5.	18	Loutitt, Alexandria		181.5		143.0
6.	17	伊藤有希		189.0		142.1
7.	16	Seifriedsberger, Jacqueline		190.5		138.9
8.	14	Stroem, Anna Odine		185.0		131.0
9.	15	Schmid, Katharina		178.0		122.6
10.	9	丸山希		169.5		122.5
11.	10	Pinkelnig, Eva		180.5		117.7
12.	12	Eder, Lisa		180.0		113.1
13.	3	Seyfarth, Juliane		162.5		111.1
14.	11	Strate, Abigail		172.5		101.6
15.	7	高梨沙羅		140.5		77.4
16.	5	Malsiner, Lara		135.0		76.6
17.	4	Muehlbacher, Julia		127.5		70.1
18.	13	Rautionaho, Jenny		138.5		67.2
19.	2	Ichinohe, Kurumi		130.0		60.4
20.	1	Traaserud, Heidi Dyhre		130.5		59.3
21.	6	Reisch, Agnes		124.0		57.7
22.	8	Pagnier, Josephine		118.0		51.3

※注）基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。