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世界選手権・女子 キャラ・ホルツルが予選1位

作成: 23.02.2017 14:37 / sk

2月23日(木)、国際スキー連盟(FIS)ノルディックスキー世界選手権ラハティ大会(フィンランド)で、女子ジャンプの予選が行なわれ、キャラ・ホルツル(オーストリア)が1位になった。ホルツルは、96.5mのジャンプで123.6ポイントを獲得し、2位に差をつけた。エレナ・ルンガルディア(伊)が2位、ジュニア世界選手権の女王となったマヌエラ・マルシーナ(伊)が3位だった。ルンガルディアは91.5mで、ホルツルに9.2点差だった。

最長飛距離のマルシーナ

マルシーナは98.5mのジャンプで114.0ポイントとなった。フランスのレア・ルマーレが、92.5m、113.7ポイントで予選4位についた。スロベニア勢トップだったスペラ・ロゲリが112.0ポイントで5位、アメリカのサラ・ヘンドリクソンが111.3ポイントで6位だった。

予選免除組に入っていない二人の日本人は、岩渕香里が7位、勢籐優花が11位についた。
8位はイタリアのエヴェリン・インサム、9位がスロベニアのニカ・クリツナーだった。

Chiara Hölzl

 


テイラー・ヘンリッチがトップ10入り

カナダのテイラー・ヘンリッチが10位でトップ10を締めくくった。フランスの15歳、ルシル・モラは予選12位で、初出場となる世界選手権で本戦進出を決めた。13位と14位にはドイツのラモーナ・シュトラウプとジャニーナ・エルンストが続いた。ソフィア・チノコヴァは15位でロシア勢のトップだった。

 


中国から二人が予選通過

中国からは、チャン・シニュエが19位、リ・スェヤオが26位に入り、24日(金)の本戦進出を決めた。ユリア・キッカネンは20位で、開催国フィンランドを代表して本戦に出ることになった。

ダニエラ・ハラランビー(ルーマニア)が22位で予選通過、チェコのバルボラ・ブラシコヴァとマルタ・クレペルコヴァが同点で28位についた。

 

 

好調のヴュルト、ザイフリーツベルガー、フォクト

既に本戦出場を決めている選手の中では、スヴェニャ・ヴュルト(独)、ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア)、そしてタイトル保持者のカリーナ・フォクト(独)が93mのジャンプで好調さを見せた。既にワールドカップ総合優勝を決めている高梨沙羅は92.5mまで伸ばした。

3週間前のヒンツェンバッハ大会(オーストリア)で肋骨を骨折したイリーナ・アヴァクモヴァ(露)は、まだ本調子では無いようで、80.5mと伸びなかった。

 


世界選手権ラハティ大会、女子ジャンプの本戦は、2月24日(金)16:30(日本時間 翌0:30)から開催される予定だ。

 

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
99.5m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
74.5m
Bodnarchuk, Natasha (CAN)
平均飛距離
86.8m
K点越えジャンプ
38.0%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
4
Deutschland
Slowenien
Japan
Russland
Vogt, Carina
01.02.15
Hinzenbach
Deutschland
12.02.17
Schmid, Katharina (GER) Ljubno