01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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世界選手権ラハティ大会(フィンランド)ノーマルヒル戦の注目データを以下にまとめた:
東独の記録に並びたいノルウェー
> ここ2回の世界選手権ノーマルヒル個人戦の金メダルは、共にノルウェーが獲得した。2013年のヴァルディフィエンメ大会(伊)ではアンダース・バルダルが、2015年のファールン大会(スウェーデン)ではルネ・ヴェルタが優勝した。
> これまでに、ノーマルヒル戦で3大会連続で優勝を果たした唯一の国は東ドイツだ。1974年と1976年にハンス=ゲオルク・アッシェンバッハが、そして1978年にマティアス・ブゼが優勝した。当時ブゼが優勝したのがラハティ大会だった。
> ノルウェーは世界選手権ノーマルヒル戦で合計4回、金メダルを獲得している。最初に1962年ザコパネ大会でトラルフ・エンガンが優勝し、1966年オスロ大会でビョルン・ヴィルコラが地元の観客の前で勝利を飾った。
> ノルウェーがもう1度ノーマルヒル戦で勝てば、オーストリアと東ドイツの記録に並ぶことになる。
> 世界選手権ノーマルヒル戦で、ノルウェー(12個)より多くのメダルを獲得しているのは、オーストリア(18個)と日本(13個)だけだ。
> 昨シーズンは、ケネス・ガグネス(ノルウェー)がワールドカップ(W杯)ノーマルヒル戦で2回以上表彰台に上がった唯一のジャンパーだった。彼は2015年12月5日のリレハンメル(ノルウェー)戦で2位、その翌日に優勝を遂げた。
> 2016年2月21日に行なわれたW杯ラハティ大会では、ダニエル=アンドレ・タンデが7位でノルウェー勢のトップだった。
> 2017年2月16日に行なわれた平昌(韓国)のノーマルヒル戦でもダニエル=アンドレ・タンデがノルウェーチームのトップで、5位だった。
五輪の次は世界選手権の金も狙いたいシュトッホ
> カミル・シュトッホ(ポーランド)は現在、冬季五輪ノーマルヒル戦のタイトル保持者だ。2014年ソチ冬季五輪でシュトッホが金メダル、ペーター・プレウツ(スロベニア)が銀、アンダース・バルダルが銅だった。
> これまでに、五輪ノーマルヒル戦のタイトル保持者が、世界選手権ノーマルヒル戦でも金メダルを取ったスキージャンパーは唯一、イェンス・ヴァイスフロッグ(独)だけだ。彼は1984年サラエボ冬季オリンピックで金メダルを取った後、1985年ゼーフェルト(オーストリア)で行なわれた世界選手権でも金メダルを獲得した。
> ヴァイスフロッグは、ここ35年で世界選手権と五輪のノーマルヒル戦で金を取っている唯一のジャンパーだ。彼は1989年の世界選手権ラハティ大会でも金メダルに輝いた。
> ポーランド人で、世界選手権ノーマルヒル戦で優勝したことがあるのはアダム・マリシュただ一人だ。マリシュは3回(2001年、2003年、2007年)金メダルをとった。マリシュが世界選手権で初勝利を挙げたのは2001年のラハティ大会だった。
> また、マリシュは世界選手権ノーマルヒル戦で最後に表彰台に上がったポーランド人ジャンパーとなっている。彼は2011年のオスロ大会で3位に入った。
> 今世紀中、ジャンプ週間総合優勝と世界選手権ノーマルヒル戦金メダル獲得の両方を同じ年に果たしたジャンパーが3人いる。2001年のマリシュ、2009年のヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)、2011年のトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)だ。
更なる躍進を目指すオーストリア
> ここ最近5回の世界選手権ノーマルヒル戦で、オーストリア人ジャンパーが少なくとも一つはメダルを取っている。
> その5試合中、オーストリアは合計7個のメダルを獲得した。この期間に2個(ノルウェー、ポーランド、スイス)以上のメダルを取った国は他にない。
> ノーマルヒル戦において、これは一つの国による一番長い成功となっている。
> 最近で、オーストリア人がノーマルヒルのタイトルを獲得したのは2011年オスロ戦のトーマス・モルゲンシュテルンだった。
> オーストリアは世界選手権ノーマルヒル戦で合計5回金メダルを取っており、これは東ドイツと同数だ。
> グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は世界選手権ノーマルヒル戦で2個メダルを獲得した(2009年と2013年、共に銀メダル)。世界選手権ノーマルヒルで3個以上のメダルを取っているのは、アダム・マリシュ(金3個+銅1個、計4個)、原田雅彦(金1個+銀1個+銅1個、計3個)の二人だけだ。
> シュリレンツァウアーは、この競技で2個以上の銀メダルを獲得した唯一のジャンパーだ。
> シュリレンツァウアーは世界選手権(スキーフライング戦も含め)で合計6個金メダルを獲得している。それより多いのは、トーマス・モルゲンシュテルン(金8個)とヴォルフガング・ロイツル(7個)だけだ。シュリレンツァウアーは世界選手権(男女混合団体戦も含む)メダルを11個獲得しており、モルゲンシュテルンと共に最多記録となっている。
> シュテファン・クラフト(オーストリア)は前回の世界選手権ノーマルヒル戦で銅メダルを獲得した。世界選手権2大会連続でノーマルヒル戦の表彰台に上がった最後のジャンパーは2007年と09年のシモン・アマン(スイス)だ。
> 世界選手権2大会連続でノーマルヒル戦表彰台に上がることができた唯一のオーストリア人は、1989年と1991年のハインツ・クッティンだ。クッティンは1989年に銅、1991年ラハティ大会で金メダルを獲得した。
> ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)は、2016年2月21日のW杯ラハティ・ノーマルヒル戦で優勝した。2017年2月16日の平昌戦でシュテファン・クラフトは2位だった。
他の優勝候補たち
> プレウツ兄弟、ペーターとドーメンは、スロベニアにとって二つ目となる世界選手権ノーマルヒル戦金メダルを狙いたいところだ。2005年オーバーストドルフ大会でロク・ベンコヴィツが金メダルを取った。
> ペーター・プレウツは2013年の世界選手権で銅メダルだった。次にもう一つメダルを獲得すれば、ノーマルヒル戦で2個以上のメダルを取る最初のスロベニア人ジャンパーとなる。
> ドーメン・プレウツは試合が行なわれる時、17歳と266日になり、世界選手権ノーマルヒル戦で史上最年少となる表彰台入りを果たすことができるかもしれない。現在、最年少表彰台記録を保持するハインツ・クッティンは18歳と52日の時に3位に入った。
> 世界選手権ノーマルヒル戦の最年少金メダリストは、プレウツと同郷のベンコビヴィツで、2005年に18歳と336日で金メダルを獲得した。
> 最年長で表彰台入りを果たしたのは2011年に33歳と85日で3位になったアダム・マリシュだ。
> 世界選手権ノーマルヒル戦で、最後に自国の観客を前にメダル獲得を叶えたのは、1989年のラハティ戦で2位になったアリ=ペッカ・ニッコラだった。
> ドイツ(東独を含む)のジャンパーが世界選手権ノーマルヒル戦で金メダルを獲得したことはまだない。セヴェリン・フロインド(独)は2015年ファールン大会で銀メダルを取った。フロインドは怪我のため今回のラハティ大会には参加できない。
> 世界選手権ノーマルヒル戦で、オーストリア(18個)だけが日本(13個)より多くメダルを獲得している。最近日本人が世界選手権のノーマルヒル戦でメダルを取ったのは、2003年ヴァルディフィエンメ大会で葛西紀明が銅メダルを獲得した時だ。