01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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1月27日(金)、ワールドカップ男子ヴィリンゲン大会(ドイツ)は上々の幕開けとなった。1万人が歓声を送る中、完璧に整備されたヴィリンゲンのミューレンコップフ・ジャンプ台で、地元ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーが141.5mのジャンプ(135.9ポイント)で1位になった。21歳のヴェリンガーは、スロベニアのペーター・プレウツ(133.3ポイント)とツェネ・プレウツ(129.1ポイント)を2位・3位に抑えた。
沢山集まったファンは、高レベルで行われた今日の予選を堪能した。最後にヴェリンガーが飛ぶまではプレウツ兄弟が1・2位を占めていたが、ヴェリンガーが最終的に1位となり、2千ユーロの賞金を獲得した。
プレウツ兄弟のすぐ後には、同じくスロベニアのユーリ・テペシュが4位に続いた。5位はフランスのヴァンサン・デスコンブ=セボアだった。
日本チームにとっては、悲喜こもごもの予選となった。まず小林潤志郎が転倒したが、幸運にも怪我は無かった。そして竹内択は、スーツが規定外と判断され失格となった。しかし最後は、ベテラン葛西紀明が136mの輝かしいジャンプを決めて日本勢トップの6位となり、予選をまずまずの形で締めくくることができた。
予選免除組の10人の中では、またしてもカミル・シュトッホ(ポーランド)が一番の見どころを提供した。先週末のザコパネ戦で優勝したシュトッホは、ここヴィリンゲンでも他を引き離し、ゲートが下げられたにも関わらず、この予選で最長飛距離の145mを出した。
マチェイ・コット(ポーランド、136m)、ドーメン・プレウツ(スロベニア、135m)、そしてマルクス・アイゼンビッヒラー(独、134.5m)も好ジャンプを見せ、1月29日(日)の個人戦では表彰台を狙ってくることが予想される。
予選免除のオーストリア勢、マヌエル・フェットナー、シュテファン・クラフト、ミヒャエル・ハイボックの3人は今日の予選を飛ばなかった。
ワールドカップ男子ヴィリンゲン大会では、1月28日(土)16:05(日本時間 翌0:05)から団体戦、29日(日)15:05(日本時間23:05)からは個人戦が開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。