01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ワールドカップ男子ヴィリンゲン大会(ドイツ)の注目データを以下に集めた:
団体戦
再び上位を狙うドイツ
> ドイツは先週末、1月21日に行われたワールドカップ(W杯)ザコパネ大会団体戦と、2016年1月9日に行われたヴィリンゲンでの団体戦でも優勝した。
> ドイツがもう1勝すれば、昨シーズンにノルウェーがクオピオとプラニッツァで連勝して以来、初めて団体戦で連勝を遂げるチームになる。
> ドイツは、昨シーズンも団体戦で2連勝を挙げた(クリンゲンタール戦とヴィリンゲン戦)。
> ヴィリンゲンでの団体戦で2連勝がなされたのは1度だけだ。スロベニアチームが2013年2月と2015年1月に優勝した。
> ドイツはこれまでにヴィリンゲン団体戦で3勝している(2004/05、2009/10、2015/16シーズン)。オーストリアはもう1勝多く優勝した。ドイツはヴィリンゲンで11回表彰台入りを果しているが、オーストリアの方がここでも1回多く表彰台を挙げている。
> ドイツ国内で行われた団体戦の勝数はドイツが5勝で、ここでもオーストリア(6勝)に1勝足りない
> リヒャルト・フライタークが最も多くのW杯団体戦で優勝したドイツ人選手となっている(7勝)。
団体戦でもう一勝したいポーランド
> ポーランドは、2016年12月3日のクリンゲンタール戦で、W杯団体戦初優勝を果たした。先週末(1月21日)のザコパネ団体戦では2位だった。
> ポーランドがもう一度上位3位までに入れば、初めて1シーズン中に団体戦で表彰台を3回挙げることになる。ポーランドは、2010/11と2012/13シーズンに2度表彰台に上がった。
> ポーランドは2010/11のヴィリンゲン戦で3位になり表彰台に1度上がっている。当時1位はオーストリア、2位はドイツだった。
ノルウェー、今季初表彰台を目指す
> ノルウェーチームはクリンゲンタール戦で4位、ザコパネ戦では5位だった。
> 最近でノルウェーが最低3試合連続でW杯団体戦の表彰台を逃したのは2001年と2003年の間だった(8試合)。
> ノルウェーは、前シーズンの最後の団体戦2試合で優勝した(クオピオ戦とプラニッツァ戦)。
> ノルウェーはW杯団体戦で通算16勝を挙げており、それを超えるのは27勝のオーストリアだけだ。ノルウェーに続くのは15勝のフィンランドだ。
> ノルウェーはW杯団体戦で19回2位になっている。ここでもそれを超える国は20回2位のオーストリアだけだ。
> ノルウェーはこれまでに3回、ヴィリンゲン団体戦で優勝しており(2003/04、2007/08、 2011/12)、オーストリアより1勝少ない。ノルウェーはヴィリンゲン団体戦での表彰台数10で、ドイツに一つ足りない。ドイツはこのランキングで2位となっている。
シュリレンツァウアー、新記録樹立となるか
> グレゴア・シュリレンツァウアーはW杯団体戦でオーストリア代表として16勝を挙げている。彼はトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)と共に最多優勝記録を保持している。
> 今回のヴィリンゲンでシュリレンツァウアーが選抜され、もう1勝できれば、W杯団体戦17勝という最多新記録を立てることになる。
> シュリレンツァウアーは、W杯団体戦で30回表彰台に上がっており、ここでも同様にトーマス・モルゲンシュテルンと一緒に最多記録を保持している。
> オーストリアが最後に団体戦で優勝したのは2014年3月22日のプラニッツァ戦だった。当時のチーム編成は、シュリレンツァウアー、アンドレアス・コフラー、トーマス・ディートハルト、シュテファン・クラフトの4人だった。
> 最近、オーストリアが団体戦で表彰台に上がったのは、2016年12月3日のクリンゲンタール戦で3位になった時だ。その試合の1位はポーランド、2位はドイツだった。
個人戦
ポーランドの最高記録に迫るシュトッホ
> カミル・シュトッホ(ポーランド)は最近のW杯個人戦4試合で連続優勝を飾っている(ビショフスホーフェン、ヴィスワ2戦、ザコパネ)。
> シュトッホはポーランド史上最高の5連勝という記録に並べるかもしれない。2001年1月にアダム・マリシュがこの記録を樹立した。
> 最近で個人戦5連勝を成し遂げたのはグレゴア・シュリレンツァウアーだ。彼は2009年の1月から2月にかけて6連勝を果たした。
> ヤンネ・アホネン(フィンランド)、マッチ・ハウタマキ(フィンランド)、トーマス・モルゲンシュテルンもW杯6連勝を飾ったことがある。
> シュトッホは今シーズンに入って5勝を挙げている。自己ベストとなる2013/14シーズンの6勝に1勝足りないだけだ。当時シュトッホはW杯総合優勝を果たした。
> シュトッホはW杯通算20勝を挙げており、通算勝数ランキングでアンドレアス・ゴルトベルガー(オーストリア)と同数で12位についている。21勝のペーター・プレウツ(スロベニア)が11位となっている。
> シュトッホはヴィリンゲン戦で3勝しており、葛西紀明と共に最多記録を保持している。
> シュトッホがもっと多く勝ったことが有るのは4勝を挙げたザコパネ戦だけだ。
スランプから抜け出したいドイツ
> 先週末のザコパネ個人戦で、ドイツ人選手のアンドレアス・ヴェリンガーが2位、リヒャルト・フライタークが3位、マルクス・アイゼンビッヒラーが4位に入った。ドイツ人が優勝したのは、今シーズンの初大会だったルカ戦(2016年11月26日)でセヴェリン・フロインドが勝った時だけだ。
> セヴェリン・フロインド以外で最近W杯優勝を果たしたドイツの選手は、2015年1月4日のインスブルック戦で優勝したリヒャルト・フライタークだ。
> フライタークはW杯5勝、アンドレアス・ヴェリンガーは1勝(ヴィスワ、2014年1月)、マルクス・アイゼンビッヒラーはまだ勝ったことがない。
> アイゼンビッヒラーはW杯表彰台を1度挙げている。2016年12月11日のリレハンメル戦で3位になった。
> ヴィリンゲン個人戦でドイツのジャンパーが優勝したのは4回で、そのうち2勝はスヴェン・ハンナヴァルト(2002年と2003年)、後の2勝はセヴェリン・フロインド(2011年と2015年)が挙げた。
> 日本とポーランドもヴィリンゲン個人戦で4勝している。もっと多く勝利を挙げたのはオーストリアだけだ(7勝)。
シュトッホとの溝を埋めたいプレウツとタンデ
> W杯個人総合成績で、首位のカミル・シュトッホに続いて、ドーメン・プレウツ(スロベニア)が2位、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)が3位となっている。
> 今シーズン、ドーメン・プレウツは4勝、タンデは2勝を挙げた。それ以外で1勝以上を果たした選手は5勝のカミル・シュトッホだけだ。
> ドーメンは、18歳の誕生日の前にW杯個人戦で5勝以上を挙げる4人目のジャンパーとなれるかもしれない。これまでにそれを果たしているのはプリモジュ・ペテルカ(スロベニア、8勝)、トニ・ニエミネン(フィンランド、8勝)、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア、6勝)の3人だ。
> スロベニアのスキージャンパーの中で、ドーメン・プレウツ(4勝)よりもっと多くW杯優勝を遂げているのはペーター・プレウツ(21勝)、プリモジュ・ペテルカ(15勝)、ロベルト・クラニエツ(7勝)の3人だけだ。
> ヴィリンゲン戦で優勝したことがあるスロベニア人はペーター・プレウツただ一人だ。彼は2016年1月10日に当地で優勝した。
> タンデは、アンダース・ヤコブセン(2012/13に3勝)以来、1シーズンにW杯2勝以上を初めて挙げるノルウェー人選手となれるかもしれない。
> ヴィリンゲン個人戦で最近優勝したノルウェー人ジャンパーは、アンダース・バルダル(2012年2月12日)だ。