01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ワールドカップ男子ラハティ大会(フィンランド)
◇個人戦
> ラハティでワールドカップ個人戦が行われるのは今回で53試合目と54試合目になる。一週末に個人戦が2試合行われるのは20回目だが、2002/03シーズン以来2度目となる(2013/14シーズンも2試合行われた)。
> 2試合開催された全19大会のうち、最近で両試合とも優勝したジャンパーは2002/03のアダム・マリシュ(ポーランド)だった。
> 昨シーズンはラハティ大会個人戦は1試合のみで、シュテファン・クラフト(オーストリア)が優勝、セヴェリン・フロインド(独)が2位、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)が3位だった。
> 地元フィンランドのマッチ・ニッカネンがラハティ戦で最多の8勝、アンドレアス・ファルダー(オーストリア)が4勝、マリシュが3勝で続いている。まだ現役の選手の中では、唯一シモン・アマン(スイス)だけがラハティで数回勝ったことがある。アマンはこれまで2勝を挙げている。
> ラハティで一番の好成績を挙げたのは、ニッカネン(1位8回、2位3回、3位1回)、マリシュ(1位3回、2位2回、3位1回)、ヤリ・プイッコネン(フィンランド、1位2回m2位3回、3位1回)の3人だ。現役の選手の中で、最も多く当地で表彰台を獲得しているのはセヴェリン・フロインド(1位1回、2位2回、3位2回)である。
> ラハティで最も多く勝利を収めているのはフィンランドで17勝、2位のオーストリアが10勝、ドイツが6勝で続いている。
プレウツ、最多優勝記録に接近
> 先週末に行われたヴィケルスン・スキーフライング戦で2勝したペーター・プレウツ(スロベニア)は、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が持つワンシーズン中の最多優勝記録にあと2勝と迫っている。シュリレンツァウアーは2008/09シーズンに13勝を挙げた。
> プレウツは今シーズンが始まってからの4試合では優勝できなかったが、その後の個人戦15試合のうち11試合で優勝した。
> 今シーズンに11勝というプレウツの勝数は、2008/09のシュリレンツァウアー以来最多となっている。
> プレウツはヴィケルスンで2勝を収め、スロベニア人ジャンパーとしてワールドカップ(W杯)最多勝数(17勝)を挙げたことになる。W杯スキーフライング戦でもプレウツは、ロベルト・クラニエツと同点でスロベニアの最多優勝記録(5勝)を保持している。
> 最近のW杯4試合でスロベニア勢が優勝した(プレウツ3勝、クラニエツ1勝)。次も勝つことができれば、スロベニアのスキージャンプ史上で初めての5連勝となる。
> 一番最近で5連勝を果たした国はオーストリア(2011年12月から2012年1月)だった。最近で6連勝を達成した国もオーストリア(2010年12月)だ。
> スロベニアは2016年に入ってからの11試合のうち9勝を挙げている(プレウツ8勝、クラニエツ1勝)。残りの2試合は、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)とシュテファン・クラフト(オーストリア)が勝った。
> スロベニア人でW杯ラハティ戦で勝ったことがあるのは、プリモジュ・ペテルカ(1998年3月)だけだ。
威力が落ちてきているオーストリア
> オーストリア選手が挙げた最近の個人戦3勝はシュテファン・クラフトによって果たされた。クラフトは2014/15シーズンのヴィスワ戦とラハティ戦、そして2015/16のザコパネ戦で優勝した。
> その他のオーストリア選手で最後にW杯優勝を飾ったのは、2015年1月のビショフスホーフェン戦でのミヒャエル・ハイボックだ。
> オーストリアチームで2015/16シーズンに表彰台に立てたのは、ハイボック(5回)とクラフト(3回)の二人だけだ。
> オーストリアはここ11シーズンのW杯個人戦で少なくとも表彰台を11回は獲得している。昨シーズンの表彰台獲得は21回だった。
> 2005/06シーズン(2勝)以来の9シーズンでオーストリアのジャンパーは最低でもW杯個人戦5勝を挙げている。その9シーズンのうち6シーズンで11勝以上を挙げた。
> オーストリアが最も少ない勝数だったのは、1983/84、1987/88、2003/04シーズンで、それぞれ1勝しか果たせなかった。
◇団体戦
> これが2015/16シーズンの団体戦5試合目となる。これまでの4試合でドイツが2勝(クリンゲンタール戦、ヴィリンゲン戦)を挙げ、ノルウェー(ザコパネ戦)とスロベニア(オスロ戦)がそれぞれ1勝している。
> これまでに行われたラハティ大会の団体戦全17試合のうち、オーストリアが7勝を挙げた。フィンランドとノルウェーが4勝、ドイツと日本が1勝を果たした。
> ラハティで10以上の表彰台を獲得しているのは、オーストリア(13回)とノルウェー(12回)だけだ。
> ラハティの団体戦で一番多く優勝を果たしたのは、グレゴア・シュリレンツァウアーとトーマス・モルゲンシュテルン(共にオーストリア)で、それぞれ5勝を挙げた。
スロベニア
> 最近のW杯団体戦である2月6日のオスロ戦でスロベニアが、ロベルト・クラニエツ、ペーター・プレウツ、ドメン・プレウツ、ユーリ・テペシュのチーム編成で優勝した。
> 昨シーズンでもスロベニアチームはラハティ戦の前の団体戦(ヴィリンゲン戦)で優勝した。その後のラハティ戦では6位に終わった。
> スロベニアはこれまでにW杯団体戦でオスロ戦も含め9勝を挙げており、ペーター・プレウツとユーリ・テペシュはその全ての試合に選抜され参戦した。
> 現役のジャンパーの中では、唯一シュリレンツァウアー(16勝)だけがペーター・プレウツとユーリ・テペシュより多く団体戦で勝利を挙げていることになる。アンダース・バルダル(ノルウェー)も団体戦で9勝を挙げた。