01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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フランスはクルシュベルのグランプリ大会男子個人戦でドイツのセヴェリン・フロインドが優勝した。先週のヒンターツァーテン大会でもすでに2位で表彰台にあがっていた昨シーズンのW杯総合優勝者は132mと130.5m、247.4ポイントで日本の作山憲斗とペーター・プレウィッチをおさえた。
世界チャンピオンでもある彼は、「なぜこんなに調子がいいのか自分でもわからない。グランプリ大会のために準備してきたわけではないのに、ここまでは順調すぎるほど上手くいっている。ヒンターツァーテンのジャンプ台はあまり自分には合わないので難しかったが、2本目から上手く回り始めた。夏から調子がいいというのもいい切り替えだと思う。この夏は沢山の大会をスキップするつもりなのでグランプリ総合優勝は特に狙っていない。夏の終わりにいつもあったクリンゲンタルでの大きなジャンプ台での大会は自分にとっては立ち位置を確認するのにとても良かったので今年はなくて残念。」、と話した。
日本の作山、再び好成績!
ヒンターツァーテンで3位入賞して周囲を驚かせた作山は1本目で今日の最長飛距離である135mをたたき出し、ファーストラウンド終了後トップで折り返した。ファイナルでは129m、245.8ポイントで2位と再び大健闘した。この日本選手は競技終了後、「マテリアルとかを変えてみたりして、それが自分に合っていたのかもしれない。昨年初めてフルシーズンW杯を転戦して、どのようなことをしていけばいいのかが少しわかり、それが良かったのかも。」と話した。ペーター・プレウィッチは木曜の予選から右肩上がりの調子で133mと130.5m、236ポイントを獲得。「今日のトライアルであまりいいジャンプが出来なかったので、試合2本のジャンプに満足している。翌週注することが出来た。. In Einsiedeln bin ich bislang meist sehr durchwachsen gesprungen. いいジャンプが出来れば好きな台だが、そう出なければ嫌い。」と、このスロベニア選手は語った。5.1ポイント差でもう一人の日本選手、栃本翔平が127mと127.5mで4位に入った。この夏一番のリザルトを出したリヒャルド・フライタグは128.5mと129m、229.9ポイントで5位だった。
チェコ、好調。
木曜の予選勝者、ルーカス・ラバは228.5ポイントで6位、またヤコブ・ヤンダは222.9ポイントで8位とチェコ選手の活躍が見られた。その二人の間にフィンランドのヤルコ・メエテ(224.2ポイント)が入った。
ここまで好調のポーランドベストはカミル・シュトッホの9位、チームメイトのピオトル・ツィラが11位、またここまでもっとも好調だったダヴィッド・クバッキは1本目風につかず、27位に終わってしまった。「もちろん風は悪かったが、踏切が遅れてしまった。2本目でトップに近づくために気を取り直して集中するのには時間があまりにも短すぎて、こういう結果になってしまった。」とクバッキは話した。
ケネス・ガングネスもアンラッキーで、82.5mで49位と2本目で巻き返すチャンスさえ全くなかった。
オーストリア勢はトップに入れず
オーストリアのデュオ、マルコス・シッフナーとフィリップ・アッシェンヴァルドはハイベックとディートハルトが本戦に進めない中、それぞれ13位と14位でチームの成績を引き上げた。ゴレゴア・デシュヴァンゲンが19位でスイスチームのベスト選手となり、シモン・アマンは31位でファイナルに進めなかった。
明日、土曜日にはグランプリ大会がスイスのアインシーデンルンで開催される。