01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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2015年ノルディックスキー世界選手権スウェーデン・ファールン大会
ラージヒル戦 注目データ
シュトッホはシュミットに続くことができるか
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カミル・シュトッホ(ポーランド)は、現在の世界選手権ラージヒル戦王者のタイトル保持者だが、マルティン・シュミット(独)に続き、同タイトル2連覇を果たす2番目のジャンパーになることができるかもしれない。シュミットは1999年と2001年の世界選手権で2連勝した。
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シュミットは世界選手権ラージヒル戦の世界チャンピオン・タイトルを2回果たした唯一のジャンパーである。
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シュトッホの他に、2007年に世界王者になったシモン・アマン(スイス)、2011年の王者グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)には2度目のチャンピオンの座を狙うことができる。2005年度のチャンピオン、ヤンネ・アホネン(フィンランド)も同様にラージヒル戦2度目の王者となることが可能だ。
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シュトッホはソチ冬季五輪ラージヒル戦の金メダリストでもあり、もし今度の試合で優勝することができれば、現オリンピック王者で世界チャンピオンとなる初めてのジャンパーとなる。
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昨年のファールン大会でシュトッホは、セヴェリン・フロインド(独)、ペーター・プレウツ(スロベニア)、葛西紀明に続く4位だった。
アマンは3つ目のメダルで記録に届くか
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シモン・アマンは2007年世界選手権でラージヒル戦の王者となり、2011年にはグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)とトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)に続く銅メダルを取った。
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アマンは、1989年にマッチ・ニッカネン(フィンランド)とヤリ・プイッコネン(フィンランド)が、そしてその後イェンス・ヴァイスフロッグ(独、1995年)とマルティン・シュミット(2009年)が立てたメダル3個獲得という最高記録に届くかもしれない。
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もしアマンが銀メダルを取れば、世界選手権ラージヒル戦の全てのメダルを制覇することになる。これまでそれを果たしたのはプイッコネンだけだ。
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これまでに金と銀メダルを取っているヤンネ・アホネンも、今回のファールン大会で全メダル制覇を狙うことができる。
2個目の金のチャンスがあるフロインドとフライターク
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セヴェリン・フロインド(独)とリヒャルト・フライターク(独)は2/22(日)に行われた男女混合団体戦で優勝した。そのため、これまでドイツ人としてマルティン・シュミット(1999年と2001年)、ハンス=ゲオルグ・アシェンバッハ(1974年)、そしてカリーナ・フォクト(2015年)が果たした、「一つの世界選手権で2つの金メダル」という記録を狙うことができる。
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前回(2014年2月26日)ファールンで行われた試合は、過去13年で唯一のワールドカップ・ファールン大会だったが、そこでフロインドは優勝している。
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今季、フロインドはニジニ・タギル(露)、ヴィリンゲン(独)、ティティゼー=ノイシュタット(独)のラージヒル戦と、バート・ミッテルンドルフ(オーストリア)とヴィケルスン(ノルウェー)のスキーフライング戦で優勝している。
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フライタークはこの冬、エンゲルベルク(スイス)とインスブルック(オーストリア)のラージヒル戦で優勝した。
2個目の個人戦金メダルを狙うヴェルタ
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ルネ・ヴェルタ(ノルウェー)は2/21(土)のノーマルヒル個人戦で優勝した。これでヴェルタは一つの世界選手権でノーマルヒルとラージヒルの両方で王者となる5人目になれるかもしれない。
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最初にビョルン・ヴィルコラ(ノルウェー)が1966年世界選手権オスロ大会で両方の金メダルを取った。1970年チェコスロヴァキア・ホーエタトラ大会でガリイ・ナパルコフ(露)が、1974年スウェーデン・ファールン大会でハンス=ゲオルグ・アッシェンバッハ(旧東独)が、そして2003年にアダム・マリシュ(ポーランド)がそれを果たしている。
プレウツはスロベニア初のラージヒル戦王者となるか
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現在、ワールドカップ個人総合で首位に立っているペーター・プレウツ(スロベニア)は、世界選手権と冬季五輪も含めスロベニア史上、初めてとなるラージヒル戦の金メダルを取りたいところだ。
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2013年世界選手権でプレウツは、カミル・シュトッホに続く2位で、既にその目標にかなり近づいていた。
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2014年ソチ五輪でプレウツは銅メダルを取った。これは世界選手権と五輪も含めスロベニア史上唯一のラージヒル個人戦メダルだった。
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プレウツはこれまでラージヒル戦で3勝している(2014年1月札幌大会、2014年3月プラニツァ大会、2015年1月札幌大会)。
葛西は最年長記録を更新できるか
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葛西紀明は2/22(日)の男女混合団体戦で、日本チームとして銅メダルを獲得し、42歳261日で世界選手権史上、最年長のメダル獲得記録となった。
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葛西は2/26(木)のラージヒル戦に42歳と265日で臨むことになる。
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葛西は41歳と256日で、ソチ五輪ラージヒル団体戦の銅メダルを取っており、既にスキージャンプで最年長のオリンピックメダル獲得記録を立てている。その二日前にはラージヒル個人戦の銀メダルにも輝いている。
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葛西は2014年11月29日のフィンランド・ルカ戦で、42歳と176日でスキージャンプ・ワールドカップ史上、最年長優勝を果たした。
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これまでで最年長の世界選手権チャンピオンはヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)で、2013年の団体戦の時に33歳と28日だった。
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個人戦でこれまでの最年長世界チャンピオンは、2013年ノーマルヒル戦で優勝したアンダース・バルダル(ノルウェー)で、当時30歳と183日だった。