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W杯ヴィスワ男子第1戦 プレウツがV、小林陵侑3位

作成: 06.12.2025 16:40 / hn

12月6日(土)、国際スキー連盟(FIS)スキージャンプワールドカップ・ヴィスワ大会(ポーランド)で、男子個人第1戦が開催され、スキーフライング世界記録保持者のドーメン・プレウツ(スロベニア)が優勝した。
2位はドイツのフィリップ・ライムンド、3位は日本の小林陵侑だった。

 

ワールドカップ総合首位は引き続きアンツェ・ラニセク(スロベニア)となっている。

ドーメン・プレウツは、「このヴィスワのジャンプ台は、うまいジャンプができたと思ったら、次はダメだったりで、僕にとっては難しい台。今日の試合では本当に良いジャンプを2本揃えることができて、とても嬉しいし、今日の結果に満足している」と、インタビューに答えた。


26歳のプレウツは、今シーズンに入ってから既にリレハンメル戦(ノルウェー)、ファールン戦(スウェーデン)、そしてルカ戦(フィンランド)で表彰台入りを果たしており、今日の試合で今季初優勝を遂げた。


ワールドカップ(W杯)総合成績では、プレウツは370ポイントで、チームメイトのアンツェ・ラニセク(406ポイント、今日は4位)に続く2位となっている。

総合3位には小林陵侑が326ポイントで追っている。


前日(12月5日、金曜)のヴィスワ女子個人戦では、ドーメン・プレウツの妹、ニカ・プレウツが同じくアダム・マリッシュ・ジャンプ台で勝利を飾った。


ドイツチームの中では、カール・ガイガー(12月6日の予選で既に敗退)とアンドレス・ヴェリンガー(今日の1本目で39位となり、上位30名によるファイナルラウンドへ進めず)は引き続き不調だが、その分 フィリップ・ライムンドフェリックス・ホフマンは好調だ。

フィリップ・ライムンドは2位、フェリックス・ホフマンは5位と健闘した。


ライムンドは、「今日の出来に満足している。2本目を飛んだ直後には、もしかした優勝できるかもと一瞬思った。でもドーメン・プレウツのファイナルジャンプは本当に素晴らしかった。それでも今日は、自分の全ジャンプがかなり満足のいく出来だった。とても良い感触を持ってヴィスワ第2戦に臨める」と、12月7日の試合への意欲を見せた。

25歳のライムンドは、これまでに2024年2月のレークプラシッド戦で2位入賞を果たしており、今日は2度目の2位となった。オーバーストドルフ出身のライムンドは、W杯で優勝したことはまだない。


オーストリア勢は、接戦となった今日の試合でダニエル・チョフェーニックが6位、シュテファン・エンバッハーが8位に入った。

日本チームからは3位の小林陵侑の他にも、中村直幹が9位でトップテン入りを果たした。


W杯ヴィスワ大会の男子第2戦は、予選が12月7日(日)12:55(日本時間 20:55)から、そして本戦は14:25(日本時間22:25)から開始予定となっている。

いつも通り、当サイトの「Liveリザルト」にて、全てのジャンプを追うことができる。


来週末には、ワールドカップ・クリンゲンタール大会(ドイツ)が予定されている。

Domen Prevc

 


FIS スキージャンプW杯ヴィスワ男子第1戦:リザルト(2025.12.06)

順位 ビブ 名前 飛距離 1 飛距離 2 合計
1. 49 Prevc, Domen 136.0 130.0 286.2
2. 44 Raimund, Philipp 129.0 130.5 279.4
3. 48 小林陵侑 130.5 123.0 267.2
4. 50 Lanisek, Anze 129.5 123.0 265.8
5. 42 Hoffmann, Felix 125.5 126.5 265.7
6. 47 Tschofenig, Daniel 129.5 121.5 265.3
7. 32 Sundal, Kristoffer Eriksen 124.5 127.0 264.5
8. 45 Embacher, Stephan 124.5 126.0 261.2
9. 33 中村直幹 125.0 127.5 256.9
10. 38 Foubert, Valentin 124.0 126.5 256.8
11. 41 Zografski, Vladimir 127.0 122.0 256.1
12. 35 Zajc, Timi 127.0 124.5 255.9
13. 43 二階堂蓮 122.5 129.5 255.7
14. 18 Zyla, Piotr 123.5 126.5 254.9
15. 28 Kytosaho, Niko 123.0 125.5 254.3
16. 46 Hoerl, Jan 124.0 129.5 251.5
17. 34 Paschke, Pius 124.5 126.5 251.0
18. 37 Lindvik, Marius 125.5 119.5 250.1
19. 23 Colby, Jason 125.0 123.0 248.5
20. 27 Aalto, Antti 122.0 122.0 248.3
21. 21 Granerud, Halvor Egner 123.5 120.0 248.0
22. 7 Schuster, Jonas 125.0 123.5 247.5
23. 20 Forfang, Johann Andre 122.0 121.0 246.1
24. 40 Fettner, Manuel 124.5 123.0 245.8
25. 36 Tomasiak, Kacper 122.0 123.0 244.8
26. 24 Kubacki, Dawid 123.0 119.0 239.7
27. 4 Mizernykh, Ilya 125.0 122.5 237.6
28. 31 Aigro, Artti 120.0 122.5 234.4
29. 8 Koudelka, Roman 121.5 119.5 234.1
30. 15 Bickner, Kevin 124.5 118.5 233.1
31. 29 Ortner, Maximilian 120.0   117.0
31. 1 Kot, Maciej 120.5   117.0
33. 16 内藤智文 123.0   116.9
34. 14 Wasek, Pawel 122.0   116.3
35. 5 Palosaari, Vilho 123.5   114.6
36. 26 小林朔太郎 118.0   114.3
37. 12 Frantz, Tate 121.0   114.2
38. 17 Insam, Alex 119.5   113.8
39. 30 Wellinger, Andreas 118.0   113.7
40. 25 Oblak, Rok 119.0   112.7
41. 2 Jancar, Ziga 121.0   111.4
42. 19 Bresadola, Giovanni 117.5   110.8
43. 9 Trunz, Felix 118.0   110.6
44. 3 Belshaw, Erik 119.0   107.9
45. 39 Deschwanden, Gregor 118.0   107.5
46. 10 Vassilyev, Danil 118.0   107.0
47. 13 Ammann, Simon 116.0   105.8
48. 6 Hauswirth, Sandro 118.0   104.7
49. 22 佐藤幸椰 116.0   102.1
50. 11 Kalinichenko, Vitaliy 113.5   97.8
Phillip Raimund

 

Ryoyu Kobayashi

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

Wisla Freitag Quali Männer
06.12.2025 06:05

統計

最長不倒
136.0m
Prevc, Domen (SLO)
最短ジャンプ
113.5m
Kalinichenko, Vitaliy (UKR)
平均飛距離
122.3m
K点越えジャンプ
78.8%
ネーション数
16
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Prevc, Domen
28.03.25
Planica
Slowenien
05.12.25
Prevc, Nika (SLO) Wisla