| 01 | Lanisek, A. | ![]() |
141.0 | |
| 02 | Nikaido, R. | ![]() |
136.4 | |
| 03 | Prevc, D. | ![]() |
128.0 | |
| 04 | Zografski, V. | ![]() |
125.4 | |
| 05 | Kobayashi, R. | ![]() |
122.7 | |
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11月28日(金)、国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子ファールン大会(スウェーデン)でノーマルヒル戦が開催され、現在W杯女子総合首位の丸山希(日本)が個人戦の連勝を3に伸ばした。
今日のファールン戦では、天候条件がかなり厳しかったにも関わらず、丸山は新記録樹立を達成した。
今日の試合は本来であればラージヒルで開催される予定だったが、悪天候のためノーマルヒルで開催されることになった(25日の男子の試合もノーマルヒルで行われた)。
最終的に変更されたのはジャンプ台だけではなく、審判団は強風のため予選の中止も決定せざるを得なかった。
そのため全65名の選手がワールドカップ(W杯)ファーストラウンドに参戦することになった。
そんな難しい状況も丸山希にとってはまるで関係なかったようで、94mと91mの素晴らしいジャンプを揃えて合計229.6ポイントを獲得し、2位に18.5点もの差をつけて圧倒的勝利を遂げた。
今日の優勝で丸山は、チームメイトでジャンプ女子のパイオニアでもある高梨沙羅の記録に並んだ。高梨も2013年のシーズン開幕時にW杯個人戦で3連勝を飾った。
Nozomi Maruyama
丸山はFISのインタビューで、「これまでで自己最高のシーズン開幕となっている。優勝できたことに自分でも驚いているけれど、まだまだ調子が良くなっている気がする。今日のファイナルラウンドは、難しい風と遅延で一番難しかった」と話した。
スロベニアのニカ・プレウツは、リレハンメルでは15位だったものの、今日は2位入賞を果たした。
オーストリアの新しいエース、リサ・エーダー(24歳)は209.3ポイントで、今季2度目の3位入賞を遂げた。2位のプレウツとの差はわずか1.8ポイントだった。
エーダーは、「今のジャンプも良いけど、もっと上手く飛べると確信している。それでももちろん表彰台に上がれるのは気持ちのよいもの。今日の公式練習はとても長くかかったし、インラン(助走路)のコンディションも風の影響であまり良くなかった。でも本戦でのジャンプはうまくいったし、もっと楽しめることができた」と、FISのインタビューに答えた。
今日の4位はノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストローム、5位はスロベニアのニカ・ヴォダンだった。
リレハンメル戦でも好調だったハイディ=ディヘレ・トラアセルード(ノルウェー)は6位となり、今日も好パフォーマンスを見せた。
ドイツチームからは上位入賞は無かったものの、カタリーナ・シュミットが7位、アグネス・ライシュが8位に入り、上々の結果となった。
女子W杯の総合成績では、丸山希が300点満点で首位につけている。
総合2位には、ノルウェーのハイディ=ディヘレ・トラアセルードが165ポイントで続いている。
次の女子W杯は、11月30日(日)10:15(日本時間 18:15)から開催予定のファールン・ラージヒル戦へと続く。
W杯女子ファールン第1戦:リザルト(2025年11月28日)
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Vodan, Nika (SLO)
Shishkina, Veronika (KAZ)
Japan
Lillehammer
Kobayashi, Ryoyu
(JPN)
Lillehammer