
01 | Lanisek, A. | ![]() |
482.1 | |
02 | Prevc, D. | ![]() |
475.0 | |
03 | Wellinger, A. | ![]() |
455.8 | |
04 | Tschofenig, D. | ![]() |
451.6 | |
05 | Kobayashi, R. | ![]() |
449.4 | |
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2025年ノルディックスキー世界選手権トロンハイム大会(ノルウェー)で圧倒的な強さを見せた女子ジャンパーはスロベニアのニカ・プレウツ(19歳)だった。
3月7日(金)にジャンプ女子の最終種目として開催されたラージヒル個人戦(ヒルサイズ138m)でも、プレウツは堂々の勝利を飾った。
今日の試合は最終的に風が強くなり、1本で打ち切りとなりとなったが、ニカ・プレウツはセリーナ・フライターク(ドイツ)とエイリン=マリア・クヴァンダルを2位・3位に抑えて優勝した。
強風のため中断を余儀なくされたため1回目の成績だけで順位が決まったが、プレウツはその一本だけでも2位との差を14.2ポイントまで広げ、現在の圧倒的強さを強調した。
ニカ・プレウツは、「本当に言葉にならない。ここ数日で何が起こったのか、実感がわくまで少しかかりそう」と話した。
今日の成功も含め、ニカ・プレウツは今回の世界選手権で個人戦金メダルを二つ、ミックスチーム戦でスロベニアチームとして銀メダルを一つ獲得し、素晴らしい結果を収めた。
プレウツは、ワールドカップ(W杯)でも昨季の総合タイトル防衛にほとんど手が届きそうだ。
来週の木曜(3/14)に開催されるオスロ大会で早くもリーチをかけるかもしれない。
W杯総合得点でプレウツは、現時点で455ポイントもの差をつけている。オスロ戦の後にはあと4試合が残るばかりだ。
セリーナ・フライターク(ドイツ)は、特に終盤のジャンプが大事となる試合で、今回も秀でた強さを見せた。
2位となり銀メダルを手にしたフライタークは、「チャンスはあると思っていたけど、世界選手権はいつも特別で、何もかもが揃わないと難しい。今日ここで達成できたことを誇りに思う。私をサポートしてくれた全員にお礼を言いたい」と喜びを伝えた。
フライタークは合計3つのメダル(個人戦で銀二つ、女子団体戦で銅)を今大会で獲得した。
開催国ノルウェーのエイリン=マリア・クヴァンダルが3位となり、集まった沢山の観客が感激した。
オーストリア勢はメダルには届かなかったもののエヴァ・ピンケルニッヒが4位、リサ・エーダーが6位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーが8位となり、強い団体成績を収めた。
アンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)が5位、今日の日本勢のトップだった丸山希が7位、伊藤有希も9位でトップテン入りを果たした。
ジャンプ女子のワールドカップは、3月13日(木)のオスロ大会(ノルウェー)へと続く。
そのすぐ後にはヴィケルスン(ノルウェー)にて、次のハイライトとなるスキーフライング戦が開催される予定となっている。
2025年世界選手権トロンハイム大会 女子ラージヒル個人戦 リザルト
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。