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ジャンプ週間 オーバーストドルフ予選結果

作成: 28.12.2024 19:17 / hn

第73回スキージャンプ週間の最初の予選が12月28日(土)、ドイツ、オーバーストドルフで開催された。

オーストリア勢が、上位5位までを占めるという圧倒的な強さを見せた。

ジャンプ週間オーバーストドルフ大会・予選:リザルト

日本チームのトップは小林陵侑で11位、内藤智文が20位、小林朔太郎が24位、二階堂蓮が31位、佐藤慧一が36位、中村直幹は40位だった。

 

◇予選後のインタビュー

カール・ガイガー(ドイツ)予選9位
「クリスマスの休日の後、どんな調子で再開となるのかはいつも気になるところ。自分としてはかなりうまくいっていると思う。ジャンプごとに良くなっているし、 予選でも高いレベルのジャンプを見せることができた。まだ始まったばかりだけど、これまでのところ満足している。明日は試技からうまくスタートして、これからもジャンプごとに少しずつでも改善していけるようにしたい。明日は自分の実力の全てを出したい。その結果がどうなるかは後で分かること。やる気に満ちているし、楽しみにしている。」

 

ピウス・パシュケ(ドイツ)予選6位

「ちょっと難しいスタートになった。このジャンプ台では僕は何度かこういうことがあった。脚の圧が足りないと、スキー板からの支えがなくなって、全てが悪いわけじゃないんだけど、良い結果が出ない。コーチと少し話して、正しい結論にたどりついたし、最後のジャンプはこれまでみたいにうまくいった。」

 

シュテファン・クラフト(オーストリア)予選2位

「予選でも全てが揃わないとうまくいかない。今日の僕たちは、運にも恵まれたかもしれないけど、クリスマスの休暇をうまく活用できたのも良かったと思う。クリスマスクッキーを食べてばかりいたわけじゃなくて、トップフォームを出せるように厳しい練習をしていた。僕らの中の誰かが勝てるように、皆が全力を出して臨んでいる。ヤン(ホアル)も強いし、誰が勝つかお楽しみだね。」

 

ヤン・ホアル(オーストリア)予選4位

「最初からこの調子だとますますモチベーションが高まる。ジャンプする時、会場の雰囲気も大事。今もまた盛り上がっているね。オーストリア人選手が何人も上位につけて素晴らしい。この場に居ることができて良かった。誰が優勝候補なのかまだ分からない。まずは今日最初の一日が終わったばかりで、明日の本戦からが大事。僕たちはやるべきことをかなりうまくこなしたと思う。各人がやるべきことを自覚しているし、ブレずに集中し続けること、それが大事。夏の間、力まないようにする訓練をしてきた。僕らの全員が自信を身につけていると思う。見てもらったように、僕らは自信を持ってこの場に出られたし、それで力まずにいられるんだと思う。もちろん緊張もしているけど、それもポジティブに捉えている。」 

 

ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)予選3位

「どうしてこんなに圧倒的なチーム結果を出せたのか、正直に言って自分たちにも良く分からない。驚くべきこと。いつもと同じことをしているだけだけど、僕らには団結力がある。公式練習では僕は全然だめだった。18位とか24位とか全然うまく行かなかった。でもクラフトから良いヒントをもらった。彼も前に似たような問題を抱えていたそう。今僕はオーストリアの精鋭の中でうまくできていているのが嬉しい。僕らはとにかくやるべきことをしているだけだけど、それが正しいのだと思う。

今日みたいに上位5人がオーストリア勢なんていうことはめったに無いことだし、ジャンプ週間でも珍しいこと。こんな圧倒的な結果は今日だけかもしれないけど、何人もが勝利を期待できて、一人だけで重荷を負うのではないのは絶対に利点だと思う。この強みをこれからの数日でも活かしていきたい。僕らの中で誰が優勝最有力候補かなんて分からないけど、僕はついていけるように全力を出していくつもり。一番安定した強さなのはチョフィ(チョフェーニック)とヤン(ホアル)だし、クラフトもどんどん強くなっている。オーバーストドルフ戦はいつもとてもフェアな状況でできる。僕より早く飛んだフォアファング(ノルウェー)が飛距離を伸ばして首位になった時に、観客の盛り上がりが凄かった。僕たちのことも応援してくれると思うけど地元の応援だけでなくてファンは皆を応援してくれている。今は僕らが強すぎるように見えるかも知れないけど、それはあっという間に変わることもあるからね。僕らはこのスポーツが好きだし、こういうスタジアムで飛ばせてもらえるのは本当に特別なこと。
(コーチの)アンディは僕らが自分らしく居られるようにしてくれている。自由にやらせてくれているし、それぞれが好きなようにできるために、早めに時間を取っている。うちには2ヶ月の息子がいて、最優先にするべきことがはっきりしているから、僕は特に力まずに飛べているし、(ジャンプ週間ファイナルの)金曜まで全力で飛べる。」

 

ダニエル・チョフェーニック(オーストリア)予選1位

「これまでピウス(パシュケ)がとても強かったけど、今日は僕らオーストリア勢にとって、かなり良い予選になった!僕らはとても高いレベルのジャンプができている。まだ数パーセント改善の余地があるとしても、また明日もあるからね。結果もこれ以上はないぐらい良いものだったけど、会場の盛り上がりもスゴくてとにかく嬉しかった。ジャンプ台の上から下を見て、そこに飛んでいくのは本当に信じられないぐらい良い気分。いつもこの会場に来るのがものすごく嬉しいし、明日の試合も楽しみにしている。」

 

ギャラリー

統計

最長不倒
142.0m
Nikaido, Ren (JPN)
最短ジャンプ
106.5m
Larson, Casey (USA)
平均飛距離
127.2m
K点越えジャンプ
87.5%
ネーション数
16
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Norwegen
Kraft, Stefan
14.08.24
Courchevel
Österreich
22.12.24
Tschofenig, Daniel (AUT) Engelberg