01 | Tschofenig, D. | 298.9 | ||
02 | Deschwanden, G. | 290.3 | ||
03 | Hayboeck, M. | 289.0 | ||
04 | Lanisek, A. | 288.3 | ||
05 | Hoerl, J. | 283.0 | ||
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第73回 スキージャンプ週間の最初の試合が12月29日(日)、ドイツ・オーバーストドルフにて開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。2万5千5百人の観客で満員となったオーバーストドルフのジャンプ・アリーナにて、クラフトはヤン・ホアルを2位に、ダニエル・チョフェーニックを3位に抑えて優勝し、オーストリア勢が表彰台を独占した。
ワールドカップ総合首位のピウス・パシュケ(ドイツ)は4位だった。
シュテファン・クラフトは2014年と2016年でも同地で優勝しており、今回はオーバーストドルフ戦での3勝目となった。
今シーズンに入ってからは最初の勝利を挙げたクラフトは、「ちょうど良いタイミングでベストジャンプを収めることができた。ジャンプ週間の開幕戦で初めて表彰台の最上段に立つことができて、とても励みになる。オーバーストドルフがとにかくとても好き。ここのジャンプ台もすごく好き。観客の盛り上がりはすごかった。ありがとう!夏季の合宿でここに来た時には、チームメイト達にまったく歯が立たなかったし、ここでうまく飛べたことがなかった。でもいざとなったら最高のジャンプが決まったりするのは、不思議な感じ」と話した。
今日の勝利でクラフトは、理想的なスタートポジションについたが、次の会場ガルミッシュ=パルテンキルヒェンは苦手なところだ。
チームメイト ヤン・ホアルとダニエル・チョフェーニック(今日は1本目でミスして優勝を逃した)が肉薄する中で、首位を保つにはクラフトはガルミッシュ=パルテンキルヒェンでもトップの成績を出さなくてはならない。
ピウス・パシュケは4位と手堅い結果を出した。
パシュケは、「4位入賞にとても満足している。とても良いジャンプができたし、良い日になった。2本目のジャンプはギリギリだったけど、なんとかなった。他の選手がちょっとでもうまければ、表彰台には届かなくなる。昨日の公式トレーニングの時はちょっと難しかったけど、改めてコンセプトを考え直してから後、予選では目に見えて楽になったし、どういうアプローチをすればよいのかがはっきりした。だから今日もだいぶ楽にできた。オーバーストドルフのこの盛り上がりの中で飛べるという素晴らしい瞬間はなかなか忘れられるものじゃない。ずっと覚えていたい」と、試合後のインタビューに答えた。
ハイレベルな闘いとなった今日のジャンプ週間開幕戦で5位から10位になったのは、ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー)、グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)、クリストファー=エリクセン・スンダル(ノルウェー)、カール・ガイガー(ドイツ)、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)、そしてポーランドのパヴェル・ヴァセクだった。
日本チームからは、中村直幹が17位、小林陵侑が18位、二階堂蓮が23位に入った。佐藤慧一は36位、小林朔太郎は38位、内藤智文は47位だった。
ジャンプ週間は会場をガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)に移し、第2戦となる元旦ジャンプへと続く。
ワールドカップ総合得点では引き続きピウス・パシュケ(765点)が首位、今日2位だったヤン・ホアルが711ポイントで総合2位に続いている。
ジャンプ週間 総合成績(全4試合中の初戦が終了した12月29日現在)
順位 | 名前 | Gesamt | ||
---|---|---|---|---|
01 | Kraft, Stefan | 335.1 | ||
02 | Hoerl, Jan | 331.6 | ||
03 | Tschofenig, Daniel | 323.6 | ||
04 | Paschke, Pius | 321.3 | ||
05 | Forfang, Johann Andre | 318.9 | ||
06 | Deschwanden, Gregor | 318.6 | ||
07 | Sundal, Kristoffer Eriksen | 302.9 | ||
08 | Hayboeck, Michael | 300.0 | ||
08 | Geiger, Karl | 300.0 | ||
10 | Wasek, Pawel | 297.8 | ||
11 | Ortner, Maximilian | 293.3 | ||
12 | Peier, Killian | 292.9 |
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。