01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2024年RAW AIR ノルウェーツアーの最初の予選が3月8日(金)に開催され、男子はオーストリアのダニエル・フーバーが、そして女子はノルウェーのアイリン=マリア・クヴァンダルが1位となり、同時にRAW AIR総合首位となった。
男子の2位・3位はノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングとマリウス・リンヴィクが続いた。
女子は2位がノルウェーのシリエ・オプセッツ、3位がオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒだった。
今季RAW AIRノルウェーツアーは、オスロのホルメンコーレンでの予選をもって開幕した。
RAW AIRでは、予選の結果も総合成績に加算されるが、今日の予選は男女ともに少し意外な結果となった。
オーストリアのダニエル・フーバーは、「本当にスゴかった。ここではとても気持ちよく過ごせているし、良い一日をスタートできた。RAW AIRでは予選のポイントも総合成績に影響するから、予選ジャンプを飛ぶ時に少し緊張していた」と説明し、「身体的にはシーズン序盤より良くなっている。結構大変だけど、ものすごく楽しい。今はステップアップが順調」と話した。
フーバーにとっては、自己初の予選1位だった。
RAW AIR総合成績に加味される合計16本のジャンプのうちの最初の1本が終わった現時点でダニエル・フーバーが141.8ポイントで首位、2位はヨハン=アンドレ・フォアファング(137.9ポイント)、3位にマリウス・リンヴィク(136.1ポイント)が続いている。
ペーター・プレウツ(スロベニア)は今日は4位となって、またも好成績を収めた。
ドイツのフィリップ・ライムンドとオーストリアのマヌエル・フェットナーは同点で5位に並んだ。
予想外に苦しいスタートとなったのは優勝候補に数えられている小林陵侑、シュテファン・クラフト(オーストリア)、アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)の3人だった。
小林陵侑は10位でフーバーに13.7点差、ヴェリンガーは15位でフーバーに15.9点差、クラフトは16位で首位に17.4点差をつけられている。16本のうちの1本とは言え、良いスタートを切れれば得点の面だけでなく、心理的効果が得られるものだ。
日本チームからは、二階堂蓮が9位、小林陵侑が10位、小林潤志郎が25位、佐藤慧一が32位、そして葛西紀明が47位で本戦進出を決めた。
意外にもシュテファン・ライエ(ドイツ)は予選で52位となり、9日(土)14:40(日本時間22:40)から開催される本戦への出場を果たせなかった。
女子の予選ではアイリン=マリア・クヴァンダルが圧倒的なパフォーマンスを見せた。コーチの判断によりスタートゲートが一つ下げられたにも関わらず、クヴァンダルは他を引き離しダントツの最長飛距離128.5m(126.5ポイント)のジャンプを決めた。そして同胞のシリエ・オプセッツ(122.5m)とオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(121.5m)を抑えて首位となった。
4位はドイツのカタリーナ・シュミット、5位はオーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーだった。
高梨沙羅は6位、現在ワールドカップ(W杯)女子総合首位のニカ・プレウツ(スロベニア)が7位につけた。
W杯女子のオスロ第1戦は9日(土)16:45(日本時間 翌0:45)からスタートする予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。