01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月3日(土)、ワールドカップ・ヴィリンゲン大会(ドイツ)で男子個人第1戦が開催され、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが圧巻のパフォーマンスを見せて優勝した。フォアファングは夢のような155.5mというヒルレコード更新を果たし、2位以下を引き離して圧倒的勝利を飾った。2位は日本の小林陵侑、3位はノルウェーのクリストファー=エリクセン・スンダルだった。
ヴィリンゲン大会の男子個人戦2試合のうちの初戦は、降りしきる雨と激しく吹き乱れる風で非常に難しいコンディションで行われたが、見る価値のあるものとなった。最終的には今日一番優れた選手ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー)が頂点に立った。
フォアファングは2位の小林陵侑に30点以上という信じがたい点差をつけた。
フォアファングは勝利を決めた後、嬉し涙を流し「この瞬間をどれだけ長く待ち望んだか。ここ5年来、ずっと表彰台にも上がれていなかった。あと一度でも優勝を飾れるのか疑わしいとさえ思っていた。いくつか技術的な変更をしてみたのと、このヴィリンゲンのジャンプ台が僕に合っているというのが要因だと思う。今はかなり疲れているけど、明日もトップジャンプを見せられるようにしたい」と、インタビューに答えた。
フォアファングは2日(金)の公式練習でも好調さを見せており、予選では小林陵侑と同点で首位につけていた。
小林陵侑もファイナルラウンドで148mの素晴らしいジャンプを決めて、1回目の15位から2位まで会心の浮上を果たした。
小林は、「僕の1本目のジャンプは悪くなかったけど、ただ良いコンディションに恵まれなかっただけ。リーダーボックスで待っているときに風のコンデションが変わったのが分かった。その後はもっと伸ばせると確信した。総合優勝については、まだまだ先のことだから考えていない。とにかく常にその時点でのベストを尽くしたい」と話した。
現在ワールドカップ(W杯)総合首位のシュテファン・クラフトが今日は意外にも39位に終わり、総合2位のアンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)も17位と伸び悩んだため、小林陵侑は総合得点で二人との点差を縮めることができた。
首位のクラフトが1,089ポイント、2位のヴェリンガーが851ポイント、3位に816ポイントとなった小林陵侑が迫っている。
オーストリアは、ミヒャエル・ハイボックが4位、ダニエル・チョフェーニックが6位、マヌエル・フェットナーが7位に続き、優秀な団体成績を収めた。
先日の世界選手権団体戦で金を獲ったスロベニアのドーメン・プレウツが5位となった。
ドイツ勢のトップは地元のシュテファン・ライエで15位だった。
悪天候の影響もあり、フィリップ・ライムンド、カール・ガイガー、シュテファン・クラフト、カミル・ストッフ、シモン・アマン等、数々のトップ選手が上位30人による本戦進出を逃した。
ヴィリンゲン男子個人第2戦は、2月4日(日)16:10(日本時間 翌0:10)から開催予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。