01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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3月15日(水)、ワールドカップ女子リレハンメル大会(ノルウェー)で第2戦が行われ、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが優勝した。今季の世界選手権で金メダル3冠を達成したアルトハウスが、世界選手権個人戦で金をとったアレクサンドリア・ルーティト(カナダ)を2位に、ワールドカップ女子総合首位が確定したエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)を3位に抑えた。
アルトハウスは勝利を喜んで、「ものすごく嬉しい。今日は本当に難しい試合だった。スタートゲートの変更がかなり何度もあった。でもそれはリレハンメルでは付き物と言ってもよいだろうから、仕方のないこと」と、話した。
今日の勝利でアルトハウスは「RAW AIRトーナメント」総合得点の追い上げを見せ、最後のスキーフライング戦を前に、首位のエマ・クリネッチ(スロベニア)に20.8点差で、2位につけている。クリネッチは今日も好調で6位に入った。
カナダのアレクサンドリア・ルーティトは2位入賞を果たして、世界トップ選手の仲間入りを果たしたことを再度示した。19歳のルーティトは、間違いなく今季のサプライズだ。
ルーティトは、「ベストジャンプとはいかなかったけれど、とても手堅いジャンプではあったと思う。 2本目のジャンプをうまく終えることができてとても満足している。 ヴィケルスンではまだ追い上げをかけないと」と説明した。
2日前のリレハンメル第1戦で自己初のワールドカップ(W杯)総合優勝を決めたばかりのエヴァ・ピンケルニッヒは、3位入賞を喜んだ。
ピンケルニッヒは風邪をのりこえ、好調を取り戻しつつある。「かなり良かった。だいぶ元気になってきたし、その分ウォーミングアップもジャンプも楽になった。ジャンプはうまくいったし、ジャンプ台は完璧に整備されていた。審判団も頑張って、フェアな試合ができるように待ってくれた。カタリーナ(アルトハウス)におめでとうと言いたい。今はスキーフライングが待ちきれない」と 、意欲を見せた。
4位はドイツのセリーナ・フライターク、5位はシリエ・オプセッツ(ノルウェー)、6位はスロベニアのエマ・クリネッチだった。
オーストリアのキャラ・クロイツァーは7位、ノルウェーのマーレン・ルンビュが8位に続いた。
不運な伊藤有希
今日ついていなかったのは日本の伊藤有希だった。 RAW AIR総合で5位だった伊藤は、上位15人しか参戦できないスキーフライング戦へ確実に進めるように思えた。しかし、今日の1本目で、決められた時間内にスタートすることができず、自動的に失格となってしまった。
そのため伊藤は、RAW AIR総合5位から20位へと順位を落とし、決まり通りでいけば、史上初の女子スキーフライング戦への参戦を逃したことになる。
15位だったオーストリアのユリア・ミュールバッハーが、巨大フライングヒルでの試合を棄権したため、ヴィケルスンでのフライング大会には合計14人が参戦することになった。
しかし、試合の後に全てのコーチが伊藤有希の参戦に同意を示した。今夜、伊藤の出場権を特別に許可できるかどうか審査されることになっている。最終決定は16日(木)の朝に出される見込みだ。
RAW AIR総合ランキングでは、引き続きエマ・クリネッチ(スロベニア)が首位、今日の勝者カタリーナ・アルトハウスが20.8点差で2位に続いている。
When mom (and @FISskijumping ) says you can go ski flying 🤩 pic.twitter.com/ld1C2ImCMi
— Abigail Strate (@abi_strate) March 15, 2023
ジャンプ女子は、17日(金)10:00(日本時間18:00)からヴィケルスンにて初めてのスキーフライング公式練習が予定されている。
当サイトの「LIVE TICKER(LIVEリザルト)」で女子スキーフライングを逐一お伝えする。
リザルト:W杯女子リレハンメル 第2戦
スキージャンプW杯女子 総合成績
RAW AIR 女子 総合ランキング
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。