01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2023年女子RAW AIRノルウェーツアーの3試合目が3月13日(月)にリレハンメルにて開催され、シリエ・オプセッツ(ノルウェー)が優勝した。雪の降りしきる難しい条件の中オプセッツは、セリーナ・フライターク(ドイツ)を2位に、スロベニアのエマ・クリネッチを3位に抑えた。日本の伊藤有希は4位だった。
ワールドカップ(W杯)通算5勝目を挙げたオプセッツ(23歳)は、「ものすごく気が楽になった。ここ数週間かなり頑張っていたのに、とにかくうまくいっていなかった。ようやく今日またうまくいった。このジャンプ台が大好き」と、喜びを伝えた。
セリーナ・フライタークは、自己ベストタイを出した。今年1月の蔵王戦で2位入賞を果たしたフライタークは、今回2度目の2位となった。
フライタークは、「現時点ではかなりうまくいっている。オスロ大会でのジャンプにも満足していたけれど、今日2位になれて本当に嬉しい」と、話した。
今日の試合の後、オーストリアチームでは大きな歓声が上がった。エヴァ・ピンケルニッヒが今日11位になり、この成績で自己初のW杯総合優勝が確定した。今季あと2試合(リレハンメル第2戦とラハティでの最終戦)を残すところとなった今、総合2位に続くカタリーナ・アルトハウスとの差が215点となり、ピンケルニッヒが総合優勝の大きなクリスタルトロフィーを手にすることが決まった。
ピンケルニッヒは、「よりにもよって私がW杯デビューして全てが始まったこのリレハンメルで、その数年後にW杯総合優勝を決めることになるなんて、信じられない。しかもその間にあった色んな困難を考えると、なおさら」と、感動した様子でインタビューに答えた。
女子RAW AIR総合得点では、スロベニアのエマ・クリネッチが首位、その33.6点差で今日12位だったアンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)が2位となっている。
今日の予選で1位だった伊藤有希は本戦では4位だった。
ドイツのカタリーナ・アルトハウスは5位、スロベニアのニカ・クリツナーは6位、アイリン=マリア・クヴァンダル(ノルウェー)は1本目が終わった時点では首位で折り返したが最終的に7位に終わった。
日本チームからは伊藤の他に、高梨沙羅が10位、勢籐優花が18位、丸山希が26位に入った。宮嶋林湖は31位、一戸くる実は36位だった。
女子RAW AIRでは、早くも明日14日(火)に予選が行われ、15日(水)にはリレハンメル第2戦が開催される予定だ。
リザルト:W杯女子リレハンメル第1戦
スキージャンプW杯女子 総合成績
女子RAW AIR 総合成績
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。