01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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3月11日(金)、国際スキー連盟(FIS)スキーフライング世界選手権ヴィケルスン大会(ノルウェー)で、全4本からなる個人戦の前半2本が行われ、ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが首位につけた。北京五輪ラージヒル戦で金メダリストとなったリンドヴィクは、ヴィケルスンの巨大ジャンプ台で232.5mと226.5m(計457.5ポイント)の飛翔を収めた。
1位のリンドヴィクと2位のシュテファン・クラフト(オーストリア)との差は6.5点となっている。
リンドヴィクは「その差は、特にスキーフライングだし本当に小さい。それでも今日は僕にとって素晴らしい流れだったし、もちろんとても満足している」と、説明した。
シュテファン・クラフトは、225.5mと230mのジャンプで2位となり、首位を狙うのに理想的なポジションにつけた。クラフトは、「1日目を終えて良い位置につけることができて、とても満足している。今日の2本目のジャンプは、全てがうまく機能して、ばっちり決まった。それを飛型審判も見てくれた」と話した。クラフトの2本目では20点満点をつけた審判が2人おり、3人が19.5点をつけた。
クラフトの後には3位から5位にスロベニア勢の3人、ドーメン・プレウツ、ティミ・ザイツ、アンツェ・ラニセクが続いた。スロベニアチームの中で一番「下」だったペーター・プレウツも7位とトップテンに入った。スロベニア勢のスキーフライングの強さは目を見張るばかりだ。
そのスロベニア勢の間に挟まってロバート・ヨハンソン(ノルウェー)が6位に入り、オーストリアのミヒャエル・ハイボックが8位、ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー)は9位だった。
日本チームからは、小林陵侑が10位、佐藤幸椰が11位に続いた。小林潤志郎は33位、中村直幹は37位で上位30人による2本目に進めなかった。
ドイツとポーランドからはトップ10に入らず
4人のドイツ人選手カール・ガイガー、セヴェリン・フロインド、コンスタンティン・シュミット、アンドレアス・ヴェリンガーが13位〜16位に並んだ。ガイガーと首位のリンドヴィクの差は67.6点となっている。
スキーフライングでは絶対無いとは言えないものの、リンドヴィクとクラフトの今の好調さを考えると、その差を埋めるのは難しそうだ。マルクス・アイゼンビッヒラーは22位だった。
ポーランド勢のトップは、意外にもヤコブ・ヴォルニーで12位だった。ピオトル・ジーワが19位、カミル・ストッフが21位、パヴェル・ヴァセク29位で、ポーランドチームにとっては望むような成績とはならなかった。この冬なかなか思うようにいっていないポーランドチームだが、ヴィケルスンでも同じような状況のようだ。
スキーフライング世界選手権個人戦の後半(ラウンド3・4)は、3月12日(土)16:30(日本時間 翌0:30)から開始予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。