01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
3月10日(木)、国際スキー連盟(FIS)スキーフライング世界選手権ヴィケルスン大会(ノルウェー)で予選が行われ、オーストリアのシュテファン・クラフトが1位になった。クラフトは230mのジャンプを決めて、チームメイトのミヒャエル・ハイボック(233m)を2位に、スロベニアのアンツェ・ラニセクを3位に抑えた。小林陵侑は9位だった。
2022年スキーフライング世界選手権の初日となった今日、公式トレーニングが2ラウンド行われ、その後予選が開催された。
理想的な天候の中で行われたトーニングの後、各チーム4人の代表選手が選ばれた(ドイツは、前回の世界選手権で金メダルを獲得したカール・ガイガーも入れて5人が参戦できる)。
トレーニングでは特にスロベニア勢の強さが目を引いた。ロヴロ・コスとツェネ・プレウツも好パフォーマンスを見せたものの、出場枠に入れなかった。ティミ・ザイツ、アンツェ・ラニセク、そしてプレウツ兄弟ペーターとドーメンが更に強いジャンプを収めて出場権を得た。
その後の予選では、スロベニアチームから3位にラニセク、4位にドーメン・プレウツ、11位にザイツ、16位にペーター・プレウツが入った。
日曜の団体戦では、スロベニアが金メダル候補と見られている。
合計4本のジャンプ(金曜と土曜の2本ずつ)で競われる個人戦では、シュテファン・クラフトが優勝候補と目されている。
今日230mのスキーフライングを決めたクラフトは、「今日は本当にスゴイ日だった。1本目のジャンプでは、まだちょっとうまくいかなかったけど、2本目ではずっと良くなって、予選では本当にうまく決まった。ここヴィケルスンでの週末をものすごく楽しみにしてる」と、話した。2022年スキーフライング世界選手権を制するものはシュテファン・クラフトを越えなくてはならない。
ドイツチームも好調だった。6位にカール・ガイガー、8位にコンスタンティン・シュミット、10位にアンドレアス・ヴェリンガー、13位にマルクス・アイゼンビッヒラーが入って、メダル獲得への期待が高まる。その中でも個人戦のタイトル保持者、カール・ガイガーはメダル候補と見られている。
ノルウェーチームのトップは5位のマリウス・リンドヴィクだった。前大会の団体戦で優勝したノルウェーは、タイトル保持者として参戦する。
スロベニア、オーストリア、ドイツ以外では、団体戦で一番メダル獲得のチャンスがありそうなのはノルウェーだろう。
日本チームからは、小林陵侑が9位、佐藤幸椰がティミ・ザイツと同点で11位、中村直幹が29位、小林潤志郎が32位に入った。
スキーフライング世界選手権の個人戦は3月11日(金)16:30(日本時間 翌0:30)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。