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W杯女子リュブノ大会 予選でまたもクラマーが1位

作成: 30.12.2021 19:08 / hn

女子ワールドカップで今季初めて大晦日から元旦にわたって開催されることになった「リュブノ・シルヴェスター・ツアー」(スロベニア)で、最初の予選が12月30日(木)に行われ、優勝の期待が高いマリタ・クラマー(オーストリア)が1位になった。クラマーは91.5mのジャンプで、地元スロベニアの二人、エマ・クリネッチとウルサ・ボガタイを抑えた。

現在、女子ワールドカップで圧倒的な強さを見せているクラマーは、「今日の予選にとても満足している。リュブノのジャンプ台はアプローチからすごく難しいけど、今日の予選では良いポジションを掴むことができた。明日の試合でもこんな風にうまくいくようにしたい。それができれば上位が狙えると思う。明日は私達にとって全く未知の新しい試みだから、楽しみにしている」と、予選後のインタビューに答えた。

Marita Kramer

 

2位・3位のエマ・クリネッチとウルサ・ボガタイに続き、4位はカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)、5位は日本の高梨沙羅が並んだ。

スロベニアは他にもスペラ・ロゲリが6位、ニカ・クリツナーが8位に入り、際立った団体成績を再度収めた。プレウツ3兄弟の妹、ニカ・プレウツは11位だった。

 

日本チームは5位の高梨の他に、勢藤優花が13位、岩渕香里が17位、伊藤有希が32位、岩佐明香(はるか)が48位に入った。

Siegerpokal: Goldene Eule

 

第一回シルヴェスター・ツアーは、リュブノでの2試合からなり、1戦目が12月31日(大晦日)、2戦目は1月1日(元旦)に開催される。
このツアーの総合優勝者は、ワールドカップの賞金に加え、1万スイスフランの特別賞金を手にすることになる。
 
シルヴェスター・ツアーのルールは、男子のスキージャンプ週間に習い、各試合の1本目は25組の一騎打ち、ノックアウト方式で行われることになっている。そのため今日の予選では合計50人の選手が本戦進出を決めた(普段は40人)。
 
第1戦は大晦日16:30(日本時間 翌0:30)から、第2戦は元旦の16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。

 
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

統計

最長不倒
94.5m
Vodan, Nika (SLO)
最短ジャンプ
73.0m
Logar, Lara (SLO)
平均飛距離
81.7m
K点越えジャンプ
32.5%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Vodan, Nika
18.02.21
Rasnov
Slowenien
28.11.21
Lanisek, Anze (SLO) Ruka