01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月17日(日)、ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で個人戦が行われ、ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが今季初のワールドカップ優勝を祝った。22歳のリンドヴィクは、もの凄くスリリングで壮観のファイナルラウンドで、スロベニアのアンツェ・ラニセクと、チームメイトのロバート・ヨハンソンを抑えて勝利した。
リンドヴィクは1本目が終わった時点ではまだラニセクに続く2位だったが、2本目で145.5mまで伸ばし、最後に飛ぶラニセクにもの凄いプレッシャーをかけた。ラニセクは143.5mの強いジャンプを見せたが、着地姿勢でポイントを取り損ない、ほんの僅差でワールドカップ(W杯)初優勝を逃した。
リンドヴィクにとってはW杯通算3勝目、今シーズンでは初優勝となった。
スキージャンプ週間の途中で急きょ口腔手術を受けることになり欠場を強いられたリンドヴィクだったが、うまく回復できた様子で、「今日は本当にうまくジャンプが決まった。僕らのチームは全体的にかなり好調で、全員がとても高いレベルのジャンプをしている。自分のこの調子を次の試合でも維持していきたい」と話した。
アンツェ・ラニセクは今日もまた、今のスロベニアチームで突出していることを証明した。
「今日は昨日よりずっとうまく飛ぶことができた。今日のジャンプで表彰台入りを果たせたわけだけど、今日は結果よりジャンプの質の方が大切だった。今はこのコンディションを次の試合につなげられるように集中しなくては、と思っている」と、ラニセクは試合後のインタビューに答えた。
オーストリア勢のトップだったダニエル・フーバー4位で惜しくも表彰台入りを逃した。
ポーランドチームの中で今日1番の出来を見せたアンジェイ・ステカラは5位となり、同じく表彰台は逃したものの、現在の相当な好調さを裏付けた。
日本チームからは、小林陵侑が6位、佐藤幸椰が7位でトップ10入りを果たした。他には小林潤志郎が18位、佐藤慧一が21位に入り、岩佐勇研は47位だった。
ドイツチームのトップは、マルクス・アイゼンビッヒラーで8位だった。他のドイツ勢は、ピウス・パシュケが13位、セヴェリン・フロインドが16位、マーティン・ハマンが17位、カール・ガイガーが25位と手堅い成績を収めたが、ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーは手放しで喜べない様子だった。
イタリアのアレックス・インサムは30位に入り、ようやく今季初めてのW杯ポイント獲得を果たし喜んだ。ここ数週間、フォームを模索中だったインサムにとっては、このポイント獲得が新たなモチベーションになるだろう。
W杯総合成績では、引き続きノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルード(今日は23位)が956ポイントで首位につけている。2位のマルクス・アイゼンビッヒラーは716ポイントで続いている。
スキージャンプ男子W杯は、来週末のフィンランド・ラハティ大会へと続く。
ラハティでは個人戦と団体戦が1試合ずつ予定されている。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。