01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月15日(金)、ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で個人戦の予選が行われ、日本の佐藤幸椰が1位になった。佐藤は133mのジャンプで139.8ポイントを獲得して、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラー(132m、137ポイント)を2位に、地元ポーランドのアンジェイ・ステカラ(130m、135.8ポイント)を3位に抑えた。
ザコパネ大会初日は厳しい氷点下だったが、佐藤幸椰は既に公式トレーニングの時点からこのヴィエルカ=クロキエフ・スキージャンプ台との相性の良さを見せていた。これで佐藤も17日(日)に行われる個人戦の優勝候補の一人に数えられることになった。
ザコパネ大会では、まず16日(土)に団体戦が開催される予定となっている。
今日の予選では、佐藤幸椰に並んでドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーも好調だった。
アイゼンビッヒラーは132mのジャンプを収めて満足そうな様子で、「安定したジャンプができて、思い描いていたようなスタートになった。明日はまず団体戦だから、チームの皆と一番上に立ちたいと思っている。僕らは当然、ものすごい強敵がいるというのは充分分かっているけどね」と意欲を見せた。
ドイツは、セヴェリン・フロインド、ピウス・パシュケ、カール・ガイガー、そしてマルクス・アイゼンビッヒラーの4人で団体戦に臨むことになった。
ワールドカップ(W杯)総合首位のハルヴォア=エグナー・グラネルード(ノルウェー)は、ザコパネ大会初日の今日は全く調子がつかめないようだった。今日のグラネルードは一本も良いジャンプが見せられなかった。結局、予選では117mのジャンプで43位となった。今季すでにW杯6勝を挙げているグラネルードだが、今日の予選はなんとか通過したものの、今週末はどうなるだろうか?
オーストリアチームからは、シュテファン・クラフトの代わりにグレゴア・シュリレンツァウアーが参戦する。クラフトは新型コロナウィルス感染後ということもあり、腰の問題も抱えているため、今週末は欠場して調整に専念することになっている。
しかし、シュリレンツァウアーは今日の予選で39位となり、土曜の団体戦には選抜されなかった。
オーストリアは、ミヒャエル・ハイボック、ヤン・ホアル、フィリップ・アッシェンヴァルト、ダニエル・フーバーというチーム編成で団体戦に出ることになった。
日本チームからは佐藤幸椰以外にも、佐藤慧一が10位、小林陵侑が14位、小林潤志郎が47位、岩佐勇研が50位となって、日曜の個人戦への進出を決めた。
W杯ザコパネ大会は、通常ならば2万人をゆうに越す観客で最高の盛り上がりを見せ、スキージャンプカレンダーの中でも圧倒的なハイライトの一つとなっている。しかし今年はポーランドのジャンプ競技場への観客入場が禁止されており、この一大スポーツイベントも無観客で開催するしか無かった。
ザコパネ団体戦は、1月16日(土)16:15(日本時間 翌0:15)からスタートする予定となっている。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。