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ジャンプ週間インスブルック予選1位はグラネルド

作成: 02.01.2021 14:48 / sk

1月2日(土)、第69回スキージャンプ週間の第3会場となるオーストリア・インスブルックで予選が行われ、ワールドカップ総合首位でジャンプ週間総合首位につけているハルヴォア=エグナー・グラネルドが129m(132.2ポイント)のジャンプで1位になった。
2位は地元オーストリアのダニエル・フーバー、3位はポーランドのダヴィド・クバツキーだった。

グラネルドは大成功の予選を終えて、「インスブルックで良いジャンプができたのはこれが初めて。これまでのインスブルック自己ベストは20位だったし、失格になったこともあるし、2本目に進めなかったこともあった。だから今日、好成績を出せてものすごく嬉しい」と話した。

グラネルドは圧倒的な強さで安定しており、引き続き絶好調だ。この調子だと、彼を打ち負かすのは至難の業だろう。

 

ジャンプ週間総合優勝をかけた闘いでグラネルドの強敵となっているポーランドのダヴィド・クバツキーは今日の予選で3位につけた。前日のガルミッシュ=パルテンキルヒェンでの元旦ジャンプで勝利を飾ったクバツキーは、自信に満ちた好パフォーマンスを見せた。昨季のジャンプ週間で総合優勝を果たしたクバツキーは、明日1月3日(日)のインスブルック戦でもグラネルドと共に優勝候補リストに並んでいる。


同じく優勝候補と見られているドイツの二人マルクス・アイゼンビッヒラーとカール・ガイガーも今日の予選で4位と7位に入り、上々の結果となった。二人ともまだ総合優勝争いについてきている。
ガイガーは首位のグラネルドに3.5点差でジャンプ週間総合2位となっている。アイゼンビッヒラーは5位だが首位に既に23.5点差もの差をつけられている。

 

他のドイツ勢もマーティン・ハマンが20位、ピウス・パシュケが35位、セヴェリン・フロインドが41位、コンスタンティン・シュミットが46位で本戦進出を決めた。アンドレアス・ヴェリンガーとリヒャルト・フライタークの二人はオーバーストドルフとガルミッシュ=パルテンキルヒェンでのドイツ戦には参加したが、後半オーストリア大会の2試合には参戦しない。

 

日本チームは、佐藤慧一が11位、小林陵侑が25位、佐藤幸椰が26位、小林潤志郎が43位だった。中村直幹は51位で、上位50人からなる本戦へ惜しくも進めなかった。

 

ワールドカップ男子インスブルック大会は、1月3日(日)13:30(日本時間21:30)から開催される予定だ。

 

リザルト

スタートリスト(ノックアウト方式)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
132.0m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
最短ジャンプ
105.0m
Decker, Dean (USA)
平均飛距離
120.8m
K点越えジャンプ
80.0%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Stoch, Kamil
10.03.20
Lillehammer
Polen
01.01.21
Kubacki, Dawid (POL) Garmisch-Partenkirchen