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W杯男子ティティゼー=ノイシュタット大会 小林陵侑が予選1位!

作成: 17.01.2020 19:40 / sk

小林陵侑は1月17日(金)に行われたワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会の予選で1位になり、イタリア・プレダッツォ戦での不調から鮮やかに復調してみせた。23歳の小林陵侑はヒルサイズ142mのジャンプ台で開催された予選で、137.5mのジャンプを収めて1位になった。2位はドイツのシュテファン・ライエ、3位はノルウェーのロバート・ヨハンソンだった。

ドイツ黒い森地方での予選は、小雨が降り続くなかで行われたが、観客は高レベルな競技を目の当たりにした。今日は最終的に1位の小林陵侑と2位のシュテファン・ライエは4.5点差、2位のライエと3位のロバート・ヨハンソンの差は5.3点だった。

 

スロベニアのペーター・プレウツが4位、小林陵侑の兄、潤志郎がオーストリアのシュテファン・クラフトと同点で5位だった。

現在ワールドカップ(W杯)総合首位につけている地元ドイツのカール・ガイガーは9位で、8位になったポーランドのダヴィド・クバツキーに1.8点差だった。

ダヴィド・クバツキーは、シュテファン・クラフトと共にW杯総合優勝を巡る闘いで、高い期待が持たれている。

 

カナダから唯一参戦のマッケンジー・ボイド=クローズは好調の10位だった。明日の本戦でも同じような結果が出せれば、ボイド=クローズは自己ベストを更新できるかもしれない。これまでの自己最高成績は2014年バード・ミッテルンドルフ戦での9位となっている。

 

今回の予選は「ノイシュタット5」の特別仕様で、今週末に行われる2試合、両方ための選抜競技だった。合計51人の選手しか予選に参加しなかったため、本戦進出を逃したのは、韓国のチェ・ソだけだった。

 

今週末のティティゼー=ノイシュタット大会で行われる5本の競技ジャンプの合計点で決まる特別ランキング「ノイシュタット5」では、小林陵侑が144.1ポイントで首位につけている。「ノイシュタット5」の総合優勝者には、最終日1月19日(日)に特別賞金として2万5千ユーロ(約300万円)が授与される。

 

1月18日(土)の試合は、16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
141.0m
Kubacki, Dawid (POL)
最短ジャンプ
109.0m
Muminov, Sabirzhan (KAZ)
平均飛距離
129.0m
K点越えジャンプ
81.0%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Kubacki, Dawid
06.01.20
Bischofshofen
Polen
06.01.20
Kubacki, Dawid (POL) Bischofshofen