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ジャンプ週間インスブルック予選:リンドヴィクが再度トップ

作成: 03.01.2020 16:59 / sk

第68回スキージャンプ週間第3戦目のための予選が1月3日(金)、オーストリア・インスブルックのベルクイーゼル・ジャンプ台で開催され、ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが1位になった。リンドヴィクは131.5m(138.9ポイント)で、オーストリアのシュテファン・クラフト(132.5m、136.8ポイント)を2位に、ドイツ・オーバーストドルフ出身のカール・ガイガー(131.5m、134.9ポイント)を3位に抑えた。

第68回スキージャンプ週間は引き続き目が離せない展開になることが、1月3日(金)のインスブルック戦の予選ではっきりした。ガルミッシュ・パルテンキルヘン戦で優勝したノルウェーのマリウス・リンドヴィクが、今日の予選でも1位となり、ジャンプ週間総合優勝へのチャンスが出てきた。

現在ジャンプ週間総合成績で首位につけている小林陵侑は、今日の予選でリンドヴィクに4.9点差で予選5位だった。

小林陵侑は現在ジャンプ週間総合得点587.2ポイントで首位、ドイツのカール・ガイガー(首位に6.3点差)、ポーランドのダヴィド・クバツキー(8.5点差)、マリウス・リンドヴィクが18.9点差で4位に続いている。

リンドヴィクは、「総合成績上位への差をできるだけ埋めたいけど、あまり先のことは考えたくない」と自信有りげな様子で話した。

現在ジャンプ週間総合2位のカール・ガイガーは、ジャンプ週間第3戦の予選でも好調で、小林陵侑より2つ上の3位だった。

ガイガーは、「明日の試合ではっきりすることだから、今日僕が小林陵侑とダヴィド・クバツキー(ポーランド)より上だったことは大事ではない」と予選後のインタビューに答えた。

現在ジャンプ週間総合3位のポーランドのダヴィド・クバツキーは、今日の予選でガイガーにわずか1点差、小林には0.1点差まで迫って6位だった。

 

上位はこの上なく接戦で、明日1月4日(土)の試合と総合成績はスリリングになること間違い無しだ。


全員本戦進出のドイツ勢

カール・ガイガーを筆頭に、ドイツチームからは、シュテファン・ライエが10位、マルクス・アイゼンビッヒラーが12位、コンスタンティン・シュミードも15位に入り好調だった。ピウス・パシュケも25位で問題なく予選を通過した。モーリッツ・ベアは48位で同じく本戦進出を決めた。

プレウツ3兄弟も本戦へ

スロベニアチームにとっても上々の結果となった。ペータ、ドーメン、ツェネ(ツェネはティレン・バルトルに代わって新しくチームに参加)のプレウツ三兄弟の全員が予選を通過し、ティミ・ザイツも好調の7位、アンツェ・ラニセクが30位、ロック・ユスティンも37位で本戦進出を決めた。

ベルクイーゼル・ジャンプ台での試合は、1月4日(土)14:00(日本時間22:00)から開催される予定だ。インスブルック大会の主催者は、2万人を超える観客を見込んでいる。
当サイトでも、いつも通り「LIVEリザルト」として最新の情報をお伝えする。

 

全リザルト

スタートリスト(1本目、ノックアウト方式)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
133.0m
Lindvik, Marius (NOR)
Kubacki, Dawid (POL)
最短ジャンプ
100.5m
Hula, Stefan (POL)
平均飛距離
118.3m
K点越えジャンプ
52.5%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Japan
Lindvik, Marius
01.01.20
Garmisch-Partenkirchen
Norwegen
01.01.20
Lindvik, Marius (NOR) Garmisch-Partenkirchen