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オーバーストドルフ予選 クラフト1位、小林潤志郎2位

作成: 28.12.2019 18:22 / sk

12月28日(土)ドイツオーバーストドルフで、第68回スキージャンプ週間の最初の予選が、想定外の難しい風の中で開催された。 予選の前半は何度も強風のため中断を余儀なくされた。最終的には高レベルでフェアな予選となった。

今日1位だったオーストリアのシュテファン・クラフト(136m、152.2ポイント)は大方の予想通りだったものの、上位には何人か驚きの顔ぶれが入った。
小林潤志郎(小林陵侑の兄)は、公式練習からシャッテンベルク・ジャンプ台との相性も抜群で、予選では2位となった。弟の陵侑は4位だった。
 
好調のドイツ勢
これまでこの冬は伸び悩んでいたドイツジャンプチームだが、今日はものすごい強さを示した。
シュテファン・ライエが3位、復調のマルクス・アイゼンビッヒラーが5位、優勝候補の一人カール・ガイガーが6位で、集まった1万5千5百人の観客を沸かせた。
 
ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが7位、スロベニアのドーメン・プレウツが8位だったのも予想以上の活躍だった。
オーストリアのグレゴア・シュリレンツァウアーは、幸運にも本戦進出を決めた。
スイスのグレゴア・デシュヴァンデンが失格となり、シュリレンツァウアーが繰り上がり、上位50人による本戦への切符を手にした。
ジャンプ週間はノックアウト方式で行われるため、50位のシュリレンツァウアーはチームメイトで今日1位だったシュテファン・クラフトと一騎打ちすることになる。
優勝に期待がかかるシュテファン・クラフトは、「確かにシュリレンツァウアーと闘わなくてはなのは変なめぐり合わせだけど、高レベルの試合になるのを楽しみにしている」と 話した。
 
オーバーストドルフでの第68回スキージャンプ週間、開幕戦は12月29日(日)の17:30(日本時間 翌1:30)から開催される予定だ。

 

全リザルト

スタートリスト:ノックアウト方式

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
139.0m
Lindvik, Marius (NOR)
最短ジャンプ
106.0m
Bartol, Tilen (SLO)
平均飛距離
124.0m
K点越えジャンプ
78.5%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
7
Deutschland
Kobayashi, Ryoyu
22.12.19
Engelberg
Japan
22.12.19
Kobayashi, Ryoyu (JPN) Engelberg