01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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8月9日(金)夜、グランプリ・クルシュベル大会(フランス)で女子個人戦が行われ、高梨沙羅がこの夏2度目の勝利を祝った。高梨は125.5mと124m(合計254.8ポイント)のジャンプで、オーストリアのキヤラ・ホルツル(247.1ポイント)を2位に、ドイツのユリアーネ・サイファートを3位に抑え、快勝を決めた。
高梨はこのクルシュベルでの勝利で、グランプリ通算25勝目を収めたことになる。グランプリ女子開幕戦となった2週間前のヒンターツァーテン大会でも高梨は優勝していた。
「今日の勝つことができて本当に嬉しい。アプローチが長くて少し難しかったけれど、これほど多くのお客さんが集まってくれた中での試合を満喫することができた。ここクシュベルであたたかく支援してくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」高梨は勝利の後のインタビューに答えた。
女子グランプリ総合成績では、高梨は200ポイント中200ポイントの満点で首位につけている。この夏は来週のチェコ・フレンシュタットでのあと1試合を残すばかりとなった今、高梨の8度目となるFISグランプリ総合優勝への期待が高まる。
22歳の高梨沙羅は女子ワールドカップでも通算56勝と、他を寄せ付けない記録を保持している。
クルシュベル個人戦で2位となったのはオーストリアのキヤラ・ホルツルだった。ホルツルは試合後に、「今日の結果は私にとって大きな一歩で、大きな自信へとつながった。冬のシーズンが始まるまでの方向性と上位を狙えるということが分かった。この成績は、この夏の努力が報われたことを示している」と話した。ホルツルは3年前2016年のクルシュベル大会で、グランプリ自己最高成績の2位入賞を果たしていた。
ドイツのユリアーネ・サイファートにとっても、今回の3位入賞はグランプリ自己最高成績だった。サイファートは昨冬のワールドカップで4勝を挙げたが、夏季グランプリではこれまで4位(2018年フレンシュタット戦)が自己最高成績だった。「今日の成績に満足している。今日の1本目はうまくいったけど、2本目は残念ながらそれ程ではなかった」とサイファートは今日の試合を振り返った。
トップ3の後には、ウルサ・ボガタイとニカ・クリツナーのスロベニア勢が4位と6位に入って強さを見せた。
オリンピック金メダリストのマーレン・ルンビュ(ノルウェー)は5位だった。
地元フランスのジョゼフィーヌ・パニエが9位、ルーマニアのダニエラ・ハラランビエが11位に入り目を引いた。
ドイツのアグネス・ライシュは10位で、ヒンターツァーテンで行われた開幕戦に続き、今回も好成績を収めた。
来週末8月18日には、チェコ・フレンシュタットで2019年FISグランプリの女子最終戦が開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。