01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月16日(土)快晴の中、スキージャンプ女子ワールドカップ・オーバーストドルフ大会で第1戦が行われ、素晴らしい一騎打ちが見られた。手に汗握るファイナルで、ノルウェーのマーレン・ルンビュが270.5ポイントで勝利を掴んだ。2本目が終わった時点でルンビュと、2位となった地元ドイツのカタリーナ・アルトハウスとの差は0.4点だった。スロベニアのウルサ・ボガタイは二人に約26点差で3位となった。
オーバーストドルフのヒルサイズ137mのラージヒルで、ルンビュは126mと125.5mのジャンプを決めて、ここ数週間の好調さを引き続き示した。平昌五輪の金メダリスト、ルンビュにとってはワールドカップ(W杯)通算21勝目、今シーズンに入って8勝目だった。
「今日自分が優勝することができて本当に驚いている。ジャンプ中はそれほど良い感触ではなかった。試合は素晴らしかった。こんなに沢山の観客が集まった中でジャンプできるのは、本当に嬉しい。世界選手権とRAW AIR(ノルウェーシリーズ)でもこれぐらい沢山のお客さんが来てくれたら嬉しい」と、今日の勝者ルンビュは話した。
カタリーナ・アルトハウスはファイナルラウンドで、今日の最長不倒となったジャンプを128mまで伸ばしたが、それでも現在絶好調のルンビュを止めることはできなかった。
「今日はものすごい接戦だった。2位入賞でも満足している。明日はほんの少しでも更に上手く飛べるかも知れない。今日は、素晴らしい試合だった。家族や友達も観に来てくれて嬉しかった」とはアルトハウスの談だ。
ウルサ・ボガタイは、アルトハウスに26点の差をつけられていたものの3位に入り、自己2度目の表彰台入りを果たした。1週間前の自国スロベニア・リュブノ戦で、ボガタイは3位入賞を遂げていた。
「今日の成績を収めることができて本当に嬉しい。普段はラージヒルではあまり上手くいかないから、ラージヒル戦でここまでできるとは思っていなかった。今日は沢山の観客が来てくれて、盛り上がって雰囲気は最高だった」とボガタイは話した。
高梨沙羅は表彰台には2.1点足らず4位となった。
キャラ・ホルツルは5位でオーストリア勢のトップだった。
ドイツチームからは、他にもユリアーネ・サイファートが6位、カリーナ・フォクトが8位に入った。ラモーナ・シュトラウプは1本目では3位につけていたものの、2本目でミスをして順位を落としたが、それでも健闘の9位入賞となった。
W杯個人総合得点では、マーレン・ルンビュが1,268ポイントで首位、カタリーナ・アルトハウス(1,023ポイント)が2位、高梨沙羅(856ポイント)が3位に続いている。
2月17日(日)13:00(日本時間21:00)からは、再びヒルサイズ137mのラージヒルにて第2戦が予定されている。
いよいよ来週にはノルディックスキー世界選手権がオーストリアゼーフェルトで開幕となる。ジャンプ女子は、個人戦、女子団体戦、男女混合団体戦の3種目でメダルをかけて参戦することになる。
Photos: © Dominik Berchtold
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。