01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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ノルウェーのマーレン・ルンビュがまたも連勝を伸ばした。2月8日(金)に行なわれたワールドカップ(W杯)女子リュブノ大会(スロベニア)の第1戦で、平昌五輪の金メダリスト、ルンビュが6連勝、W杯通算20勝目となる勝利を挙げた。2位は日本の高梨沙羅、3位はスロベニアのウルサ・ボガタイだった。
今のマーレン・ルンビュを止められる者はだれもいない。昨シーズン総合優勝を飾った24歳のルンビュは、今日ヒルサイズ94mのリュブノ・ジャンプ台で行なわれた個人戦で、2本とも90.5mのジャンプを揃え快勝を遂げた。
「今日優勝できて、とても嬉しい。昨日のトレーニングと予選の調子からして、正直に言うと今日これ程の成績を出せるとは思っていなかった。昨日のジャンプを分析して話し合って今日の予定を決めて、それがうまくいった」と話し、ルンビュはリュブノの会場についても賛辞を送り、「ここリュブノの雰囲気はいつもとても特別なもの。全てのワールドカップ会場の中で最高の雰囲気だと私は思う。喜んでくれるお客さんを前に、この地で競技させてもらうのは本当に楽しい。明日の団体戦は、いくつかのチームが上位を目指して接戦となりそうだから、本当に面白くなると思う」と、勝利を決めた後のインタビューで話した。
以前は連勝の常連だった高梨沙羅も、だんだん調子を取り戻している。高梨は2位入賞を決め嬉しそうな様子で、「今日のジャンプと成績に本当に満足している。昨日と比べるとずっと良くなっているから、特別嬉しい。とりわけ技術面で、今日は昨日よりはっきり改善できた。明日の団体戦をとても楽しみにしている」と話した。
地元スロベニアのウルサ・ボガタイが3位に入り、沢山集まった観客を沸かせた。24歳のボガタイにとっては、自己初の表彰台入りとなった。「今日、初表彰台入りを遂げられるなんて思っていなかった。嬉しすぎて、まだ信じられない。今日は家族みんながジャンプ台に来てくれて、素晴らしい支えになってくれた。明日の団体戦で、みんなが最高のジャンプを出せれば、スロベニアチームも表彰台に上がるチャンスがあると思う」と、ボガタイは嬉しい一日を終えて語った。.
ドイツのカタリーナ・アルトハウス(独)とユリアーネ・サイファートが4位・5位に並び、地元スロベニアのニカ・クリツナーが6位についた。
オーストリア勢のトップは7位のエヴァ・ピンケルニッヒだった。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが肺炎のため欠場した中、キャラ・ホルツルがオーストリア勢2番手として11位に入った。
ポーランドのカミラ・カルピエル(30位)とロシアのアンナ・シュピュネワ(17位)にとっては、自己初のW杯ポイント獲得となった。
W杯女子個人総合成績では、首位のルンビュが今日の優勝で、2位のカタリーナ・アルトハウスとの差を更に広げた。現在1,088ポイントのルンビュは、アルトハウス(917ポイント)に171ポイントの差をつけている。高梨沙羅は706ポイントで3位に浮上した。
W杯女子リュブノ大会の第2戦は、注目が集まる団体戦で、2月9日(土)14:00(日本時間22:00)からスタートする予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。