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W杯女子ルシュノフ第1戦 ルンビュ優勝、高梨3位

作成: 26.01.2019 14:13 / sk

全2試合が予定されているFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子ルシュノフ大会(ルーマニア)の第1戦が1月26日(土)に行われ、ノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。ルンビュは2回とも最長の94mと95mのジャンプを収め、ドイツのカタリーナ・アルトハウス(91.5mと93m)と日本の高梨沙羅(92mと 94m)を抑えて快勝を決めた。ルンビュにとってはワールドカップ通算16勝目、今季3勝目となった。

ヒルサイズ97mのルシュノフ・ジャンプ台には大勢の観客が集まり、素晴らしい雰囲気の中で競技が行なわれた。

今日の勝者、ルンビュは、「今日優勝できて、本当に嬉しい。私のジャンプはやっと安定してきた。これまで足りなかったのはその点だった。今度は明日のルシュノフでの第2戦を楽しみにしている。今、ワールドカップ総合首位を巡る闘いは、ものすごく熾烈。集中力を保って、引き続き頑張らなくては」と話した。

 

ルンビュが今日勝ったことによって、ワールドカップ(W杯)女子個人総合で現在首位のカタリーナ・アルトハウス(独)への差は14点まで縮まった。

アルトハウスは、「(総合首位の)黄色いゼッケンをマーレン(ルンビュ)に取られないようにするには、明日ものすごく頑張らなくては。今日のジャンプはあんまり良くなかった。明日はもっと良いジャンプを収めたい。それでも2位につけてとても嬉しい。いつだって表彰台に上がれるのは本当に素晴らしいこと」と話した。

 

高梨沙羅は試合後のインタビューで、「今日はすごく素晴らしい試合だった。天候条件もほとんど完璧と言って良いほどだった。私のジャンプはどんどん良くなってきている。明日は表彰台に上がれるようなジャンプが収められたら嬉しい」と話した。

 

ドイツチームは、アルトハウスの他にも、ユリアーネ・サイファートが4位、カリーナ・フォクトが8位、アンナ・ループレヒトが10位、ラモーナ・シュトラウプが15位に入って, 今回もかなり優秀なチーム成績となった。

ニカ・クリツナー(スロベニア)が5位、アンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)が6位、キャラ・ホルツルは7位と上位に入り、それぞれ納得の出来を見せた。

それに対し、思ったようにいかなかったのはオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツで、今日は14位に終わった。

 

W杯女子総合成績では、カタリーナ・アルトハウスが702ポイントで首位、2位のマーレン・ルンビュ(688ポイント)が点差を縮めて迫っている。総合3位はダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(477ポイント)となっている。

 

スキージャンプW杯女子ルシュノフ大会の第2戦は、1月27日(日)12:30(日本時間20:30)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
95.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
60.5m
Sankey, Logan (USA)
平均飛距離
79.9m
K点越えジャンプ
18.1%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Lundby, Maren
20.01.19
Zao
Norwegen
20.01.19
Lundby, Maren (NOR) Zao