01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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全2試合が予定されているFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子ルシュノフ大会(ルーマニア)の第1戦が1月26日(土)に行われ、ノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。ルンビュは2回とも最長の94mと95mのジャンプを収め、ドイツのカタリーナ・アルトハウス(91.5mと93m)と日本の高梨沙羅(92mと 94m)を抑えて快勝を決めた。ルンビュにとってはワールドカップ通算16勝目、今季3勝目となった。
ヒルサイズ97mのルシュノフ・ジャンプ台には大勢の観客が集まり、素晴らしい雰囲気の中で競技が行なわれた。
今日の勝者、ルンビュは、「今日優勝できて、本当に嬉しい。私のジャンプはやっと安定してきた。これまで足りなかったのはその点だった。今度は明日のルシュノフでの第2戦を楽しみにしている。今、ワールドカップ総合首位を巡る闘いは、ものすごく熾烈。集中力を保って、引き続き頑張らなくては」と話した。
ルンビュが今日勝ったことによって、ワールドカップ(W杯)女子個人総合で現在首位のカタリーナ・アルトハウス(独)への差は14点まで縮まった。
アルトハウスは、「(総合首位の)黄色いゼッケンをマーレン(ルンビュ)に取られないようにするには、明日ものすごく頑張らなくては。今日のジャンプはあんまり良くなかった。明日はもっと良いジャンプを収めたい。それでも2位につけてとても嬉しい。いつだって表彰台に上がれるのは本当に素晴らしいこと」と話した。
高梨沙羅は試合後のインタビューで、「今日はすごく素晴らしい試合だった。天候条件もほとんど完璧と言って良いほどだった。私のジャンプはどんどん良くなってきている。明日は表彰台に上がれるようなジャンプが収められたら嬉しい」と話した。
ドイツチームは、アルトハウスの他にも、ユリアーネ・サイファートが4位、カリーナ・フォクトが8位、アンナ・ループレヒトが10位、ラモーナ・シュトラウプが15位に入って, 今回もかなり優秀なチーム成績となった。
ニカ・クリツナー(スロベニア)が5位、アンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)が6位、キャラ・ホルツルは7位と上位に入り、それぞれ納得の出来を見せた。
それに対し、思ったようにいかなかったのはオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツで、今日は14位に終わった。
W杯女子総合成績では、カタリーナ・アルトハウスが702ポイントで首位、2位のマーレン・ルンビュ(688ポイント)が点差を縮めて迫っている。総合3位はダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(477ポイント)となっている。
スキージャンプW杯女子ルシュノフ大会の第2戦は、1月27日(日)12:30(日本時間20:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。