W杯男子札幌第1戦 クラフトが連勝、小林陵侑5位

作成: 26.01.2019 10:01 / sk

FIS(国際スキー連盟)スキージャンプ・ワールドカップ男子札幌大会第1戦では二人の勝者が出た。まずは132mと137mの危なげない飛翔で勝つべくして勝ったオーストリアのシュテファン・クラフト、そしてもう一人はポーランドのカミル・シュトッホだ。オリンピック金メダル3冠のシュトッホは、風邪で体調を崩しているにも関わらず、2本目で新ヒルレコードとなると148.5mの信じ難い飛距離を出し2位入賞を果たした。
 

シュトッホ、体調不良もなんのその

ファイナルラウンドでスーパージャンプを見せたシュトッホは、「普通に着地できるか分からなかった」と試合後のインタビューに応じて答えた。。
飛翔中に理想的な風の条件を掴んだシュトッホは、ビッグチャンピオンの貫禄で、これを最大限に生かした。ヒルサイズ137mの札幌大倉山ジャンプ台のヒルレコードを148.5mと、4.5mも更新した。
「正直なところ、自分でも今日のジャンプを収めた力がどこから湧いてきたのか分からない。今日は、それでも昨日よりはずっと調子が良かった。とは言え、病気の時のぐったりした感じはまだ有る。今日は、とにかくプレッシャーなく飛ぼうと思っていて、それは実現できた」と、シュトッホは話した。


ワールドカップ(W杯)通算14勝目、今季2勝目を収めたシュテファン・クラフトは、「スタートの時点でカミル(シュトッホ)がものすごい高さでものすごく距離を伸ばすのが見えた。7番ゲートからスタートして上手くジャンプを決めるには、とにかく全て完璧に揃えないとだから、少し緊張した。思うようにできて、ものすごく嬉しい。今日の2本目のジャンプは本当にうまくいった」と喜びを伝えた。


3位に入ったのは、1本目では首位につけていたノルウェーのロバート・ヨハンソンだった。
ヨハンソンは、「今日は2本の安定したジャンプができて、表彰台に上がることができた。僕の調子の傾向は断然上向きを示している。明日も同じぐらい良いジャンプを2本揃えて、ここ札幌大会で優勝争いに食い込んでいければと思う」と試合後に語った。


4位には、往時の強さを再び取り戻してきているチェコのロマン・コウデルカが入った。コウデルカが表彰台入りを果たすのも時間の問題だろう。

 

開催国・日本の小林陵侑は、現在W杯総合で首位となっているが、今日は1本目では2位につけ表彰台に肉迫したものの2本目で伸び切らず、最上位は逃して5位に終わった。

 

6位から8位までは、ティミ・ザイツ(スロベニア)、ハルヴォア=エグナー・グラネルド(ノルウェー)、ダニエル・フーバー(オーストリア)が続いた。
ドイツのシュテファン・ライエが9位、マルクス・アイゼンビッヒラーが10位、アンドレアス・ヴェリンガーも13位に入ってだんだん調子を取り戻してきている様子だ。


W杯個人総合得点では、小林陵侑が1,173ポイントで首位、2位はポーランドのカミル・シュトッホ(704ポイント)、今日の勝利でシュテファン・クラフトが3位に順位を上げた。


W杯男子札幌大会の第2戦は、早くも1月27日(日)2:00(日本時間10:00)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

統計

最長不倒
148.5m
Stoch, Kamil (POL)
最短ジャンプ
92.5m
Kot, Maciej (POL)
平均飛距離
120.5m
K点越えジャンプ
50.0%
ネーション数
10
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
6
Japan
Kraft, Stefan
20.01.19
Zakopane
Österreich
20.01.19
Kraft, Stefan (AUT) Zakopane