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W杯男子札幌大会 クラフトが予選1位、小林陵侑3位

作成: 25.01.2019 12:13 / sk

1月25日(金)、FIS(国際スキー連盟)男子ワールドカップ札幌大会の枠内で行なわれた最初の予選で、オーストリアのシュテファン・クラフトが先週末のザコパネ戦での好調さを再度見せた。クラフトは125.5mのジャンプで予選1位を決め、ポーランドのカミル・シュトッホを2位に、開催国・日本の小林陵侑を3位に抑えた。

時として激しい雪が降る中、札幌大会の公式トレーニングと予選のスタートがそれぞれ遅延された。降りしきる雪のため、大倉山ジャンプ競技場の着地斜面では度々除雪が必要とされた。


予選中、オーストリアのヤン・ホアルが最長ジャンプを135mまで伸ばし、その着地の直後に転倒してヒヤリとさせた。しかしホアル本人が転倒したすぐ後に「大丈夫」とサインを送って、周囲を安心させた。


その後も予選の途中で、度々短い中断が挟まれたものの、今日の結果に大きな影響は与えなかった。


シュトッホ、風邪でも好調
クラフトに並んで、ポーランドのカミル・シュトッホも好成績を収めた。シュトッホは風邪のため公式トレーニングを飛ばなかったが、それでも予選で強い飛躍を見せた。


今季のスキージャンプ週間を完全制覇した小林陵侑は、スーパースターとなって初めて凱旋した今回、予選で3位に入り納得の出来を見せた。小林陵侑はこの札幌大会の2試合で、優勝有力候補の一人に数えられている。

 

ドイツチームにとっても、マルクス・アイゼンビッヒラーが4位、シュテファン・ライエが5位、カール・ガイガーが11位に入り、上々の結果となった。アンドレアス・ヴェリンガーが21位、フェリックス・ホフマンが28位、モリッツ・ベアも40位に入り、全員が本戦出場を決めてドイツチームは好成績となった。

 

それに対し、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングや、スロベニアのティレン・バルトルは土曜の試合への出場権を得られなかった。

 

札幌大会第1戦は、1月26日(土)16:00(中央欧州時間8:00)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は日本時間です。

 

統計

最長不倒
148.5m
Stoch, Kamil (POL)
最短ジャンプ
92.5m
Kot, Maciej (POL)
平均飛距離
120.5m
K点越えジャンプ
50.0%
ネーション数
10
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
6
Japan
Kraft, Stefan
20.01.19
Zakopane
Österreich
20.01.19
Kraft, Stefan (AUT) Zakopane