| 01 | Lanisek, A. | ![]() |
141.0 | |
| 02 | Nikaido, R. | ![]() |
136.4 | |
| 03 | Prevc, D. | ![]() |
128.0 | |
| 04 | Zografski, V. | ![]() |
125.4 | |
| 05 | Kobayashi, R. | ![]() |
122.7 | |
| 全リザルト » | ||||
11月30日(金)、軽い吹雪と体感温度マイナス20度(実測マイナス14度)の中、全2試合が予定されているワールドカップ男子ニジニ・タギル大会(ロシア)の第1戦のための予選が開催された。ポーランドのピオトル・ジーラが今日の最長不倒134mのジャンプを決めて1位となり、3,000スイスフランの賞金を手にした。注目の若手、小林陵侑が僅差で2位に続き、3位はノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングだった。
今回のニジニ・タギルでの予選結果は、基本的にこの冬始まってからの傾向を裏付けるものとなった。ポーランド・ヴィスワでの開幕戦と、先週末のフィンランド・ルカ大会で上位についた選手は、ロシアでも強さを見せた。例外だったのは、ポジティブな意味ではノルウェー勢、ネガティブな意味ではロシアのイエフゲニー・クリモフだった。クリモフは、開幕戦での華々しい勝利を飾った後、調子がつかめずにいるようで、夏のグランプリとヴィスワの開幕戦の時の強さを見失ってしまった様子だ。
全然違ったのは、ヨハン=アンドレ・フォアファング(3位)とロバート・ヨハンソン(7位)を擁するノルウェー勢だ。少しずつだが、確実に上位に食い込んできている。今日11位に入った若手のソンドラ・リンゲンも同じ流れに乗っている。
引き続き安定して好調なのは、昨季のW杯総合覇者カミル・シュトッホ(ポーランド)で、今日の予選では4位だった。シーズン初頭からポーランド勢がこんなに好調なのはこれまでになかったほどだ。
フィンランドのアンティ・アールトは今日の予選で5位だった。スロベニアのドーメン・プレウツも6位で、ルカの2試合で連続4位に入った強さを証明した。
今日のドイツ勢トップは、9位のシュテファン・ライエだった。ドイツチームは引き続き好調だが、カール・ガイガーとアンドレアス・ヴェリンガーは今日は47位と49位と伸びなかった。この二人は、明日の試合で実力のほどをもっと見せてくれるはずだ。
オーストリア勢のトップは、10位のシュテファン・クラフトで、ダニエル・フーバーは12位だった。
ニジニ・タギル第1戦は、12月1日(土)15:45(日本時間23:45)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Forfang, Johann Andre (NOR)
Maatta, Jarkko (FIN)
Deutschland
Polen
Slowenien
Willingen