01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2018年11月16日(金)、ポーランド・ヴィスワでワールドカップシーズン開幕戦の予選が行なわれ、イエフゲニー・クリモフ(露)が137mのジャンプで137.7ポイントを獲得して1位についた。2位はダヴィド・クバツキー(ポーランド、136.3ポイント)、3位はシュテファン・ライエ(独、135.2ポイント)だった。24歳のクリモフは、2018年サマーグランプリの総合優勝を果たしたが、新しいシーズンの初日から、夏の好調さを見事につなげ納得の出来をみせた。
予選1位となったクリモフは、新しく導入された予選賞金である3千スイスフラン(約34万円)を獲得する最初の選手となった。
この冬最初の予選は、ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台(ヒルサイズ134m)で、理想的とも言える条件のもと行なわれ、約5千人の観客が集まった。地元のヒーロー、ダヴィド・クバツキーがクリモフに僅差でポーランド勢トップの2位に入り、観客を沸かせた。
ドイツチームからはシュテファン・ライエが3位、カール・ガイガーが4位に続いて、上々のシーズンスタートとなった。他にもピウス・パシュケが10位、ダヴィット・ジーゲルが12位、リヒャルト・フライタークも17位に入って優秀な団体成績を収めた。 11月17日(土)の団体戦には、ドイツはマルクス・アイゼンビッヒラー、リヒャルト・フライターク、シュテファン・ライエ、カール・ガイガーのチーム編成で臨む予定だ。
オーストリア勢のトップだったのは、今回もダニエル・フーバーだった。フーバーは夏の間から既に強さを見せていたが、今日のヴィスワの予選では6位につけた。
アンティ・アールトが7位で、意外にもフィンランド勢からトップ10入りが果たされた。
同じく、日本チームにとっても予想以上に良い日になった。小林陵侑が5位、兄の小林潤志郎(前年同大会で優勝)が8位、伊東大貴が16位、竹内択が24位に入った。宮平秀治が率いる新しい日本チームは、間違いなく進歩している。
しかしベテラン葛西紀明にとっては良い展開にはならなかった。人気者の葛西だが、今日は64位で予選敗退となってしまった。
ノルウェー勢のトップは14位のフォアファングだった。
今シーズンの有力株の一人としてスタートしたカミル・シュトッホ(ポーランド)だったが、意外にも111mと伸びず48位となり、日曜の本戦進出をギリギリで決めた。
11月17日(土)にはヴィスワ大会団体戦が16:00(日本時間 翌0:00)から開催され、18日(日)に今冬初の個人戦が15:00(日本時間23:00)から行なわれる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。