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シュトッホとツィラ、ワンツーフィニッシュ!

作成: 22.07.2018 19:32 / sk

ワールドカップを総合優勝したポーランドのカミル・シュトッホは2018年サマーシーズン最初の個人戦でも健在だった。オリンピックで三冠を果たしているこの選手はチケット完売したこのヴィスワのジャンプ台でチームメイトのピオトル・ツィラ、ノルウェーのハルバー・エグナー・グラネルドをおさえ優勝した。

 

カミル・シュトッホは1万人の熱狂的なファンの前で飛距離132mと126.5m(280.6ポイント)のジャンプを見せた。2位のピオトル・ツィラとの点差は8.3ポイントだった。「夏のシーズンはいつも難しい。冬に自分が思うような成績を出すためには、まだまだやらなければならないことが沢山ある。そのためには大変なエネルギーが必要。技術的にはジャンプはいいと思うが、まだ改善できるところを探している。いいジャンプをすると自分に自信がつく。」と優勝者は語った。

ピオトル・ツィラは「自分のジャンプは自分でもいいと思うが、結果としてはカミルのジャンプの方がよかっただけ。準備段階からいいジャンプができていたので、とても満足している。」と話した。

ダヴィッド・クバツキも4位入賞を果たし、ポーランドチームとしては地元開催で、ファンの応援も熱狂的なこの大会の雰囲気に見合った、素晴らしい成績を残した。

 

22歳のノルウェー選手、ハルバー・エグナー・グラネルドはグランプリ大会で自身初の表彰台をものにした。アスカースキークラブ所属のこの物静かな選手に関して、多くの関係者が将来の活躍が期待されると言っている。「ようやく表彰台にたどりつけて嬉しい。1本目は良かったが、テイクオフの後に少しスキー操作にミスがあった。2本目は本当にいいジャンプができたと思う。ここまでは怪我や大きなその他の問題もなく、いい調子で夏シーズンを過ごしてきていると思う。」とノルウェーの若手は話した。

Piotr Zyla, Kamil Stoch

 

2週間前にCOCクラニ大会(スロベニア)で連日優勝を果たしたスイスのキリアン・パイアーだが、このグランプリ大会でもその好調さを印象付けた。グレゴア・デシュヴァンデンは2人目のスイス選手としてトップ30入りを果たした。

小林潤志郎は日本チームベストで、また世界のトップ選手であること、またこのジャンプ台と相性がいいことを改めて印象付けた。2017年にここヴィスワのアダム・マリッシュ・シャンツェで行われたワールドカップ開幕戦で自身初のW杯優勝を飾っている。 

ドイツチームベストの選手は7位に入ったカール・ガイガー。リヒャルト・フライタクが18位、アンドレアス・ウェリンガーが27位、シュテファン・ライへが29位という結果だった。

スロベニアは9位に若手のティミー・ザイチが入り、オーストリアはチーム戦で6位と苦戦していたが、シュテファン・クラフトが10位とトップ10入りを果たし、また長い休戦を強いられていたアンドレアス・コフラーは15位と幸先の良いスタートとなった。 

次回のグランプリ大会は来週土曜にドイツのヒンターツァーテンで開催される。来週末は女子にとってグランプリ大会開幕戦ともなる。 

公式リザルト

 

統計

最長不倒
132.0m
Stoch, Kamil (POL)
最短ジャンプ
110.5m
Stekala, Andrzej (POL)
平均飛距離
121.2m
K点越えジャンプ
65.0%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
9
Polen
Stoch, Kamil
25.03.18
Planica
Polen
21.07.18
Wisla