01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ノルウェートーナメント「RAW AIR 2018」の第3会場となるトロンハイムで、3月14日(水)、男子ワールドカップ個人戦の予選が行なわれ、13日(火)のリレハンメル戦で圧勝したカミル・シュトッホ(ポーランド)がここでもトップの成績を収めた。
五輪金メダル3冠で、RAW AIR総合首位についているシュトッホは、14日(水)夜の予選で140mの飛翔を決め、155.4ポイントを獲得して1位になった。ここ数日のカミル・シュトッホはダントツの強さを見せており、今日の予選では他の選手より1つ下のゲートからスタートした。
シュトッホは、「今日は(リレハンメルからの長時間の移動もあって)長い一日だったけど良い日だった。スキージャンプにパーフェクトな天候条件だったから、今日はとても楽しめた。明日も良い天候条件に恵まれることを祈っている。それが僕らにとって一番大事だから。多分かなり高レベルの試合になると思う。沢山のファンの人たちがジャンプ台に来て良い雰囲気を作ってくれると嬉しい」と話した。
予選2位に入ったのは開催国ノルウェーのアンドレアス・スティエルネンで、地元のジャンプ台で今日の最長不倒となる141.5mのジャンプを見せ、唯一ヒルサイズ140mを超える飛距離を出した選手だった。この大ジャンプで153.1ポイントを獲得した29歳のスティエルネンは、この調子ならトロンハイムで最上位も狙えるかも知れない。
オーストリアのシュテファン・クラフトは140m、147.5ポイントのジャンプで3位に入り、シーズン終盤になって復調しつつ有ることを示した。
前日のリレハンメル戦で今季初のワールドカップ(W杯)表彰台に上がったノルウェーのロバート・ヨハンソンは、今日は4位だった。
ドイツ勢で今日のトップは、5位のリヒャルト・フライターク、6位にアンドレアス・ヴェリンガーが続いた。
スロベニアのペーター・プレウツも7位で納得の出来を見せた。
ポーランドのダヴィド・クバツキーが8位、マチェイ・コットが11位、その間の9位と10位にノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングとダニエル=アンドレ・タンデが入り、今日もまたポーランドとノルウェーは好成績を収めた。
今日ちょっとした運に恵まれたと言えるのは47位から49位でギリギリ予選を通過した、葛西紀明、竹内択、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)だった。
グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は公式練習では好調だったのにも関わらず、予選では予想外にも53位となり、50位までが進める本戦への出場を逃した。
他の日本勢は、小林潤志郎が12位、小林陵侑がドイツのカール・ガイガーと同点で13位、佐藤幸椰が39位で、5人とも本戦進出を決めた。
RAW AIR総合得点では、カミル・シュトッホが1,296.9ポイントでリードを70点差まで広げた。ロバート・ヨハンソンは1,226.7ポイントで2位の座を守り、3位・4位にもノルウェーのアンドレアス・スティエルネン(1,206.6ポイント)とヨハン=アンドレ・フォアファング(1206.6ポイント)が続いている。
W杯男子トロンハイム個人戦は、3月15日(木)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。