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W杯男子リレハンメル大会 予選でシュトッホが格段の強さ

作成: 12.03.2018 19:50 / sk

3月12日(月)、ワールドカップ男子リレハンメル大会(ノルウェー)で予選が行なわれ、ポーランドのカミル・シュトッホが139.5m(153.5ポイント)の圧倒的なジャンプで1位になった。予選2位は同じくポーランドのダヴィド・クバツキー(136.4ポイント)、3位にはわずか0.1点の僅差で地元ノルウェーのロバート・ヨハンソン(136.3ポイント)が続いた。予選1位となったシュトッホはRAW AIRノルウェートーナメント総合首位のリードを23.5点まで広げた。

「RAW AIR 2018」の枠内で2度目の予選は、冬らしい寒さと良好なコンディションの中で行なわれ、結果表にはいつもと同じ顔ぶれが上位に並んだ。シュトッホ、クバツキー、ヨハンソンに続いて、更なるノルウェー人、選手アンドレアス・スティエルネンが4位についた。スティエルネンはRAW AIR総合でも好調で4位につけている。

予想以上の強さを見せて5位に入ったのはスロベニアのペーター・プレウツだった。

前日のオスロ・ホルメンコーレン戦で2位入賞を果たして好調さを見せていたオーストリアのシュテファン・クラフトは6位だった。

日本の佐藤幸椰が7位、ブルガリアのヴラディミール・ゾグラフスキーが8位、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)も9位に入って納得の出来を見せた。シュリレンツァウアーはゆっくりながら確実に、絶好調だった頃の方向に戻りつつあるようだ。
前日のオスロ戦で優勝したダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)は、今日は10位にとどまった。

 

ドイツ勢のトップはカール・ガイガーで11位、リヒャルト・フライタークが19位、アンドレアス・ヴェリンガーが22位、ダヴィット・ジーゲルが25位、マルクス・アイゼンビッヒラーが27位、シュテファン・ライエが28位、そしてアンドレアス・ヴァンクが36位だった。全てのドイツ人選手が予選通過を決めたものの、全16本のうちの6本のジャンプが終わった現時点で、RAW AIR総合優勝を狙えそうなドイツの選手はいなそうだ。

日本チームからは、7位の佐藤の他に、小林陵侑が14位、小林潤志郎が21位、葛西紀明が26位、竹内択が47位で本戦進出を決めた。

引退することを表明しているノルウェーのトム・ヒルデは、49位で予選を通過して、恐らく現役最後となる火曜の試合に出場することになった。

W杯男子リレハンメル個人戦は、3月13日(火)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト(PDF)

RAW AIR トーナメント

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

統計

最長不倒
141.5m
Freitag, Richard (GER)
最短ジャンプ
110.5m
Semenic, Anze (SLO)
平均飛距離
127.2m
K点越えジャンプ
83.5%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
8
Norwegen
Stoch, Kamil
04.03.18
Lahti
Polen
04.03.18
Stoch, Kamil (POL) Lahti