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W杯男子ザコパネ大会 ライエ(独)が個人戦予選トップ

作成: 20.01.2017 19:56 / sk

ワールドカップ男子ザコパネ大会(ポーランド)で1月20日(金)、個人戦の予選が行われ、シュテファン・ライエ(独)が1位になった。風も無く氷点下3度の理想的な天候条件のもと今日の予選は行われた。1万5千人の観客を前に、ヴィリンゲン・スキークラブ所属のライエは131m(142.1ポイント)のジャンプで、スロベニアの二人、イェルネイ・ダムヤン(130m、141.6ポイント)とペーター・プレウツ(135.5m、 140.8ポイント)を2位・3位に抑えた。

今日の予選は1月22日(日)に行われるザコパネ個人戦への出場をかけて行われたが、まず21日(土)に団体戦が開催される。


ザコパネの観衆がいつもながら大活況を呈する中、ドイツチームが強さを見せた。予選1位のライエの他にも、アンドレアス・ヴェリンガーが5位(130.5m)、カール・ガイガーが6位(131m)で上位についた。その二人の前の4位には、フランスのヴァンサン・デスコンブ=セボアが128.5mのジャンプで入った。

イエフゲニー・クリモフ(露)が7位、ダヴィド・クバツキー(ポーランド)が8位、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が9位、そしてノルウェーのトム・ヒルデが予選のトップ10を締めくくった。


予選が免除されている選手の中では、今季ジャンプ週間の覇者であるカミル・シュトッホ(ポーランド)が期待通りの強さを示し、リヒャルト・フライターク(独)は予想以上の良いジャンプを見せた。シュテファン・クラフト(オーストリア)が未だに風邪が治らず欠場することになったため、フライタークが予選免除の枠に繰り上がった。フライタークとシュトッホの他にも、日曜の個人戦では、ポーランドのピオトル・ジーラ、オーストリアのミヒャエル・ハイボック、ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデが優勝候補と見られる。

このポーランド戦にはセヴェリン・フロインド(独)はまだ参戦しない。フロインドは来週末に開催されるヴィリンゲン大会(独)から復帰することが予定されている。


日曜の本戦出場を逃した選手の中には、名の通った選手も何人か含まれていた。日本の竹内択、チェコのヴォイテヒ・ストゥルサ、そして転倒したノルウェーのロバート・ヨハンソンも予選敗退となった。


W杯ザコパネ大会の団体戦は、1月21日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される。
そして22日(日)には個人戦が同じく16:00(日本時間 翌0:00)から行われる予定だ。

 

全リザルト:W杯ザコパネ大会 予選

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
133.0m
Wellinger, Andreas (GER)
Eisenbichler, Markus (GER)
最短ジャンプ
110.0m
Zhaparov, Marat (KAZ)
Hazetdinov, Ilmir (RUS)
平均飛距離
122.6m
K点越えジャンプ
52.5%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Polen
Stoch, Kamil
15.01.17
Wisla
Polen
15.01.17
Stoch, Kamil (POL) Wisla