01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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1月14日(土)に行われたFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子ジャンプ札幌大会第1戦で、開催国日本の伊藤有希が鮮やかな勝利を挙げた。3千人を超える観客を前に、伊藤は95mと96mのジャンプを決めて合計254.3ポイントを獲得し、チームメイトの高梨沙羅を2位、マーレン・ルンドビー(ノルウェー)を3位に抑えた。
伊藤、好タイミングで初優勝
伊藤は試合の後で、「ワールドカップ(W杯)初優勝だったので、今日はとても嬉しい。初優勝を日本で祝うことができて、とてもタイミングが良かった。最後のジャンプを飛ぶ前はとても緊張していて、手が震えた。今日の自分のジャンプにとても満足している」と話した。
高梨沙羅のW杯通算50勝目は、少なくとも15日(日)までお預けとなった。高梨は93mと92mのジャンプで、最終的に伊藤に12.2点も差をつけられた。高梨は、「自分のジャンプにまだ完璧には満足していない。もっと上手くできるはず」と、語った。
調子を伸ばしているルンドビー
マーレン・ルンドビーは94.5mと90.5mの飛距離で236.9ポイントを獲得し、今季2度目の表彰台入りを果たした。ルンドビーは、「全てがとても良い方向に向かっている。私のジャンプはうまくいっているけれど、まだ完璧ではない。自分にトップを狙っていける可能性があることは分かっている」と話した。
冬らしい天候条件と陽光の中、エマ・クリネッチ(スロベニア)は、1本目の8位から、最終的に合計223.4ポイントまで追い上げ大健闘の4位となった。
好調のフォクト
ドイツのカリーナ・フォクトは、現在の好調さを今日の5位という成績で再び強調した。4位のクリネッチとは4.5点差だった。イリーナ・アヴァクモヴァ(露)は218.7ポイントで6位、カタリーナ・アルトハウス(独)が7位に続いた。スヴェニャ・ヴュルト(独)も8位に入り、ドイツにとってはとても良好なチーム成績となった。
苦戦のオーストリア勢
オーストリアチームは、今日の試合に満足とは言いがたい。ジャックリーン・ザイフリーツベルガーが9位でチームのトップだった。キャラ・ホルツルはファーストラウンドの時点ではまだ5位についていたものの、ファイナルで78.5mと伸びず17位まで順位を下げてしまった。
イタリアのマヌエラ・マルシーナは、自己最高成績の10位、そのわずか0.1点差でスロベニアのマヤ・ヴティチが11位だった。
予選で1位だった勢籐優花が12位、サラ・ヘンドリクソン(米)が13位に続いた。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)はまだ本調子を取り戻せず16位、テイラー・ヘンリッチ(カナダ)とエヴェリン・インサム(伊)は同点の21位でW杯ポイントを加算した。
W杯女子札幌大会第2戦は、1月15日(日)3:00(日本時間11:00)から開催される予定だ。