01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ男子ヴィスワ(ポーランド)大会第1戦の予選が1月13日(金)夜にヒルサイズ134のジャンプ台で行われ、リヒャルト・フライターク(独)が1位だった。フライタークは133mのジャンプで129.3ポイントを獲得し、ノルウェーのアンダース・スティエルネン(133m、125.8ポイント)を2位、スロベニアのイェルネイ・ダムヤン(132.5m、125.4ポイント)を3位に抑えた。
上位3人に加え、地元ポーランドのダヴィド・クバツキーが4位、ヴィスワのジャンプ台を得意とするアンドレアス・ヴェリンガー(独)も5位と好調だった。クバツキーは予選の最長飛距離である133.5mを飛び、ヴェリンガーも132mの好ジャンプを決めた。
ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングは、どうやらミニスランプを克服したようだ。先週末に行われたコンチネンタル杯ノイシュタット戦で好成績を収め、その好調を今日も128mのジャンプで裏付けた。
しかし、14日(土)の第1戦で優勝有力候補と見られるのはお決まりの常連だ:ワールドカップ(W杯)個人総合トップのドーメン・プレウツ(スロベニア)、ポーランドのカミル・シュトッホとマチェイ・コット、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)、アンドレアス・コフラー(オーストリア)は、既に予選が免除となっているが、今日も良いジャンプを見せた。
予選敗退となったのは、復帰したカレル・ヌルムサル(エストニア)だ。ヌルムサルは115.5mと伸びず、15日(日)に行われる第2戦には、3年ぶりのカムバック後、初参戦が果たせるように祈るばかりだ。
第65回スキージャンプ週間後、最初の試合であるヴィスワ戦初日は、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)の復帰で飾られた。チロル出身のシュリレンツァウアーは、1年以上の欠場を経て、ヴィスワ第1戦の本戦進出を余裕を持って決めた。W杯史上最多の通算53勝を挙げているシュリレンツァウアーは、これまでで最も成功しているスキージャンパーだが、それだけでは予選の上では何の意味も持たない。
しかしシュリレンツァウアーは好調さを見せ、公式練習で既に120mと128mの手堅い成績を収めた。そして予選では122.5mのジャンプで19位に入り、予選は余裕で通過し、まずは目標達成だ。
シュリレンツァウアーは、「予選を余裕で通過することができると分かって安心した。でも正直言って、予選を通過できるかどうかについてあんまり考えなかった。ただトレーニングでの好成績を繋げていきたかっただけで、部分的にそれはうまくいったと思う。僕はもう若くはないし、随分長くやってきた。それでも新しいスタートだからとても特別。ここで予選を通過することができて、最初の素晴らしい一歩となった。これから詳しい結果を見てスピードがどうなっているかなども見てみる。そういう比較はもう長くやっていない。予選で飛ぶ前は落ち着いていた。もっと緊張するジャンプもやってきたし。とにかく感謝の気持ちと待ち望む気持ちしかない。またアドレナリンを感じられるのはとても良い気分。これが無くて寂しかった」と、上々の復帰を果たした後にインタビューに答えた。
フィンランド勢も復調の様子を見せている。3人のフィンランド人選手が本戦進出を決めた。ヤルコ・メエッテー(17位)、ヴィレ・ラリント(25位)、アンティ・アールト(36位)が参戦する。希望の光が見えてきた。
ポーランド・ヴィスワ大会の初日は、暴風雨になるという予報だったにも関わらず、短いブレイクを挟むことはあったが順調に進められた。本戦が行われる土日については暴風等の予報は出ていない。
ヴィスワ大会第1戦は1月14日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。