01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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現在ドイツチームのトップであるジーグスドルフ・スキークラブ所属のマルクス・アイゼンビッヒラーは、更に調子を上げてきている。ドイツ、オーバーストドルフで行われたスキージャンプ週間初戦で6位だったバイエルン出身のアイゼンビッヒラーは、第2戦となる元旦ジャンプに向けて12月31日にガルミッシュ=パルテンキルヒェン(独)で行われた予選で1位についた。アイゼンビッヒラーは138m(141.8ポイント)で、現在ジャンプ週間総合トップのシュテファン・クラフト(オーストリア、138m、139.9ポイント)とマヌエル・フェットナー(オーストリア、139m、138.4ポイント)を2位、3位に抑えた。
アイゼンビッヒラーは、「今日はとても満足している。感覚的には今日のジャンプはバッチリだったとは言いがたいけれど、うまくこなすことができた。これで今日はとにかく満足と言える。明日も全く普通通りにスキージャンプをして、どういう結果が出てくるか見てみるだけ。明日の試合で表彰台がどうかということは全く考えない。それは他の人が考えればいいこと。自分はただ自分のやるべきことをやるだけ」と、好成績となった予選の後にインタビューに答えた。
前日のジャンプ週間初戦では伸びなかったドーメン・プレウツ(スロベニア)は再び、良い方向に戻ってきた。ジャンプ週間が始まる前は最有力優勝候補と目されていた17歳のドーメンだが、オーバーストドルフ戦では26位にとどまり、全4試合の初戦で既にトップに50点以上の遅れをとり、総合優勝のチャンスを逃してしまった。しかし今日の予選では、プレウツ3兄弟の末弟であるドーメンは、137.5m(135.8ポイント)まで伸ばし4位に返り咲き、世界のトップにまた戻ってきた。
シュトッホは予選を飛ばず
ポーランドのカミル・シュトッホは、前日の試合で2位になりジャンプ週間総合優勝も夢ではないが、大変だった試合の後すぐのガルミッシュ=パルテンキルヒェンへの移動もあり、予選を飛ばなかった。「公式練習ではうまくいったから、自分にとって今日はそれで十分」と、シュトッホは自信をうかがわせた。
ドイツからは9人が予選通過
合計12人のドイツ・スキージャンパーのうち9人が元旦(日)の本戦に進めることになった。ドイツ勢2番だったシュテファン・ライエは9位だった。若手のフェリックス・ホフマンとヨハネス・シューベルト、そしてマリヌス・クラウスは予選敗退となった。
またまた強いオーストリア
オーストリアチームは、初戦のオーバーストドルフで1位、3位、5位入賞を遂げて、かなりの強さを見せたが、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンでも鮮やかな成績を収めた。クラフトだけでなく、マヌエル・フェットナー(3位)、ミヒャエル・ハイボック(7位)もまた、素晴らしいジャンプを見せた。
珍しい失格の仕方をしたのは、ポーランドのクレメンス・ムランカだった。彼は必須のマテリアルコントロールで検査員に協力することを拒み、その結果失格となった。
・ノックアウト方式のファーストラウンド:ドイツ人選手の対戦相手
マルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ、予選1位)対 カミル・シュトッホ(ポーランド、予選棄権で50位)
セヴェリン・フロインド(ドイツ、20位)対 アンティ・アールト(フィンランド、31位)
リヒャルト・フライターク(ドイツ、12位)対 ユーリ・テペシュ(スロベニア、39位)
カール・ガイガー(ドイツ、21位)対 ケヴィン・ビックナー(アメリカ、30位)
シュテファン・ライエ(ドイツ、9位)対 ヤン・ジョブロ(ポーランド、42位)
アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ、16位)対 ロマン・コウデルカ(チェコ、35位)
アンドレアス・ヴァンク(ドイツ、24位)対 マッケンジー・ボイド=クローズ(カナダ、27位)
ピウス・パシュケ(ドイツ、34位)対 ダヴィド・クバツキー(ポーランド、17位)
コンスタンティン・シュミド(ドイツ、45位)対 ピオトル・ジーラ(ポーランド6位)
・日本人選手の対戦相手
竹内択 対 イェルネイ・ダムヤン(スロベニア)
伊東大貴 対 フロリアン・アルテンブルガー(オーストリア)
小林陵侑 対 ドーメン・プレウツ(スロベニア)
葛西紀明 対 シュテファン・クラフト(オーストリア)
ジャンプ週間第2戦となるガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦は、2017年元旦14:00(日本時間22:00)から開催される予定だ。
ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦ノックアウト方式:スタートリスト
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。