01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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12月9日(金)、ワールドカップ男子リレハンメル(ノルウェー)大会第1戦の予選が行われ、ソチ五輪金メダル2冠のカミル・シュトッホ(ポーランド)が144m(169.0ポイント)まで伸ばしダントツでトップだった。シュトッホのジャンプは、2009年にシモン・アマン(スイス)が樹立したヒルレゴードにわずか2m足らないだけだった。
しかし、シュトッホは着地の際に少し右膝を痛めたようで、直後はよろけてアウトランから退場した。でもその後にはどうやらその負傷も大したことは無さそうだと分かった。シュトッホは、「こういうところで歳をとってきていると気付かされる」と、笑いながら話した。
予選でも、その前に行われた公式練習2ラウンドも、困難な風の条件のもとで行われた。何度も短いブレイクが挟まれた。風は常に変わり、時として前から吹いてくるかと思えば、今度はまた真後ろから吹いたりだった。
今日の予選は、シュトッホだけでなく、先週末はまだ苦戦していた二人のトップ選手にとっても良い結果となった。ノルウェーのアンダース・ファンネメル(139.5m、152.4ポイント)とオーストリアのミヒャエル・ハイボック(135.5m、148.9ポイント)が、それぞれ強いジャンプで予選2位、3位に入り、再び世界のトップに戻ってきた。
4位と6位にシュテファン・フーラとダヴィド・クバツキーが入り、ポーランドチームから更に二人が好成績を出した。それに加えマチェイ・コットも130mを飛び、予選免除組の中で今日2番目に飛距離を伸ばした。この冬のポーランドチームは飛び抜けている。
競争圏内のドイツチーム
ドイツチームにとって、今日の予選はアンドレアス・ヴァンクが予選落ちした以外はまずまずの結果となった。ヴァンクはダヴィット・ジーゲルの代わりにドイツ代表に選抜されたが、43位で12月10日(土)に行われる本戦出場権を逃した。カール・ガイガー(6位)、シュテファン・ライエ(11位)、リヒャルト・フライターク(15位)、アンドレアス・ヴェリンガー(23位)に加え、予選免除のマルクス・アイゼンビッヒラーとセヴェリン・フロインドの二人も好パフォーマンスで、土曜の本戦に出場する。
再び強くなってきたアメリカ・カナダ
アメリカとカナダの選手の中で、本戦への常連となりつつある選手が増えている。マッケンジー・ボイド=クローズ(カナダ)が10位、アメリカのケヴィン・ビックナーが12位、ウィル・ローズが19位で本戦進出を決めた。
プレウツとクラフトが有力候補
リレハンメル第1日目、スーパースターのペーター・プレウツ(スロベニア)がまだ調子が出ないでいる中、弟のドーメンはまたしてもマジックジャンプを見せた。ドーメン・プレウツの3本目のジャンプは見込みの無いものだったが、公式練習では144mの大ジャンプを決めた。
オーストリアのシュテファン・クラフトも強さを見せ、この二人が翌日の本戦での優勝候補と見られている。
全2試合が行われるワールドカップ・リレハンメル大会の第1戦は12月10日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から、第2戦は12月11日(日)15:00(日本時間23:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。