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ドメン・プレウツが新記録で予選トップ

作成: 11.03.2016 16:25 / sk

今シーズンもあと4試合を残すばかりとなったが、3月11日に行われたワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)第1戦の予選でドメン・プレウツ(スロベニア)が1位になった。16歳のドメンは148.0mのジャンプで、スヴェン・ハンナヴァルト(独)が15年前に立てたバッケンレコードを3m更新し、135.0ポインを獲得した。チームメイトのユーリ・テペシュが2位、今年2月に世界ジュニア選手権の王者となったダヴィット・ジーゲル(独)が3位だった。

ドメンの兄、ペーター・プレウツは予選を免除されているが、後で145.5mを飛んで、同じく古いバッケンレコードを越えるジャンプを見せた。

ユーリ・テペシュは向かい風の条件下で138.0mを飛び、ドメン・プレウツに1.4点足りず2位になった。
ダヴィット・ジーゲルは、3週間前にルシュノフ(ルーマニア)で行われた世界ジュニア選手権ではドメン・プレウツを2位に抑えたが、今日は135.0m、126.1ポイントで健闘の3位に入った。


予想以上のボイド=クローズ
カナダのマッケンジーボイド・クローズは139.5m、124.8ポイントで大健闘の4位で予選通過を決めた。
5位になったのはソチ五輪団体戦で金メダルをとったアンドレアス・ヴァンク(独)で、133.0m、122.7ポイントだった。
アンジェイ・ステカラは121.7ポイントで6位に入り、ポーランドチームに小さな成功体験を提供し、チームメイトのバルトロミ・クルセックは117.8ポイントで9位となり、納得の結果を出した。
オーストリアのトップだったのは7位のフィリップ・アッシェンヴァルトで、ステカラにわずか0.1点差だった。ロベルト・クラニエツは121.1ポイントで8位に入り、スロベニア勢3人目のトップ10入りを果たした。
ヨアヒム・ハウアーは117.2ポイントを獲得し10位でノルウェー勢のトップだった。


ポーランド、今回の予選も好調

ステファン・フーラとダヴィド・クバツキーも11位と12位に入り、ポーランドの期待は高まるが、ソチ五輪金メダル2冠のカミル・シュトッホは28位で苦労して予選通過を決めた。

ダヴィド・クバツキーと同点でトーマス・ホーファー(オーストリア)が12位入りを喜び、チェコのルーカス・フラヴァも14位と好成績だった。
日本の伊東大貴がトップ15を締めくくり、16位のヤン・マトゥラ(チェコ)を挟んで、同胞の竹内択と栃本翔平がが17位と18位に続いた。


フランスから2選手が本戦へ
シモン・アマンは22位で今回もスイスチームのトップだった。ヴァンサン・デスコンブ=セボアは26位で、ワールドカップ(W杯)ポイントをフランスチームに加算できるかもしれない。同じくフランスのロナン・ラミー=シャプイも31位で12日(土)の本戦進出を決めた。
フィンランドの二人、ヴィレ・ラリントとラウリ・アシカイネンが35位と38位で予選通過した。アメリカのニコラス・アレキサンダーとマイケル・グラスダーも36位と40位で、韓国のチェ・ソは29位で本戦進出を決めた。


タンデも大ジャンプ
上記のペーター・プレウツの大ジャンプの他にも、特にダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)も143.5mを出し予選免除組の中でも際立っていた。
最後の方では不安定な風の条件となっていたが、それでもロマン・コウデルカ(チェコ)が138.0m、ケネス・ガグネス(ノルウェー)が137.5mで好調さをみせた。

W杯ティティゼー=ノイシュタット大会第1戦は3月12日(土)13:00(日本時間21:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト:W杯ティティゼー=ノイシュタット大会・予選

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
144.0m
Forfang, Johann Andre (NOR)
最短ジャンプ
90.0m
Asikainen, Lauri (FIN)
平均飛距離
122.0m
K点越えジャンプ
55.0%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Norwegen
Forfang, Johann Andre
-
Norwegen
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Kuopio