01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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アルマトイで初めてのワールドカップ開催
> ワールドカップ(W杯)史上、初めてのアルマトイ大会が開催される。カザフスタンでW杯が行われるのも初めてだ。
> アルマトイは56ヶ所目のW杯主催者となる。W杯最初の主催地は、イタリアのコルティーナ・ダンペッツォで、1979年12月27日に行われた当時の試合では21歳のアントン・インナウアー(オーストリア)が最初の勝者となった。
> カザフスタンのジャンパーで、今シーズン最も好成績を出したのはラディク・ザパロフで、昨年12月のニジニ・タギル戦(露)で31位だった。
> W杯史上でカザフスタンの最高成績を収めたのは、1992年3月のスウェーデン・エルンシェルツビク戦で5位になったディニス・ヴォドネフだった。
ハイボック3連勝で上り調子
> ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)は、このほど5日間のうちに行われたW杯個人戦3試合で優勝を果たした。フィンランドのラハティ戦で2勝、クオピオ戦で1勝を挙げた。
> ハイボックはそれまでは、W杯通算1勝だった。その初優勝は2015年1月のビショフスホーフェン戦で達成した。
> ハイボックは、今季3試合連続で優勝した2人目のジャンパーである。ペーター・プレウツ(スロベニア)は3連勝を2度達成しており、1月には4連勝まで伸ばした。
> 2011年のアンドレアス・コフラー以来、オーストリア人として初めてハイボックがW杯3連勝を果たした。それ以前にもっと連勝を伸ばしたのは2010年12月に4連勝したトーマス・モルゲンシュテルンだった。
> ハイボックとシュテファン・クラフト(3位)はクオピオ戦で一緒に表彰台に上がることができた。最近オーストリアが獲得した28回のW杯表彰台はハイボック(1位4回、2位5回、3位3回)かクラフト(1位4回、2位7回、3位5回)によって果たされた。
プレウツ、早くも総合優勝を決めるか
> ペーター・プレウツは、強敵のセヴェリン・フロインド(独)に総合得点で559点もの差をつけてアルマトイ戦に臨む。うまくいけばこのアルマトイ大会の週末にプレウツの総合優勝が決まるかもしれない。
> プレウツ(現在1698点)は28日(日)に、2位との差を600点以上まで引き伸ばせば、総合優勝のタイトルが確実になる。フロインド(1139点)の他には、ハイボック(1018点)とケネス・ガグネス(ノルウェー、1012)だけがプレウツを追い越すチャンスがある。
> プレウツは、最近の個人戦3試合で表彰台を逃している。それ以前は今季行われた19試合のうちたった3試合で上位3位入りを逃した。
> プレウツは、2014年12月以来初めて4試合連続で表彰台を逃すことになるかもしれない。もしくは2014年2~3月以来初めて5試合連続で表彰台を逃すかもしれない。
> プレウツは、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が立てた「1シーズンに表彰台20回(2008/09シーズンに達成)」という記録を越えるチャンスを持っている。今季まだ8試合を残す現在までに、プレウツは表彰台を16回獲得した。
> プレウツがあと2勝すれば、シュリレンツァウアーが2008/09に樹立した「1シーズンに13勝」という最多優勝記録に並ぶことになる。
4ヶ国が優勢の個人戦
> 2015/16シーズンの個人戦で勝利を挙げたのは、スロベニア、オーストリア、ノルウェー、ドイツの選手だ。
> 1999/2000シーズン(ドイツ、フィンランド、オーストリア)と1991/92シーズン(オーストリア、フィンランド、日本)だけは、さらに少ない国から勝者を出した。
> 2013/14シーズンと2014/15は8ヶ国から勝者が出て、1983/84シーズン(9ヶ国)より1ヶ国少なかった。
> 2015/16シーズンのこれまでの個人戦で表彰台に上がることできたのは、わずか5ヶ国からのジャンパーだった:
スロベニア(表彰台21回)、ノルウェー(18回)、オーストリア(12回)、ドイツ(10回)、日本(5回)。
> この5ヶ国以外の選手で最も良い成績を出したのは、ロマン・コウデルカ(チェコ)でリレハンメル戦と先週末のラハティ戦で4位だった。
> 1シーズンに表彰台を挙げた国が最も少なかったのは、1998/99、1999/2000、そして2007/08シーズンで、6ヶ国だった。